ソルドは続くよ。

Andre_2 Andre_1 今朝、夫と例の市民プールへ行こうと思っていたのだが、ダラダラと支度をしていたら、あっという間に時間が経ってしまい、家で昼飯を食べてから仕事に出かける夫は、泳ぐ時間が十分になさそうだから諦めようということになった。ただ、町内一周するくらいの時間はあったので、プールまで行くのにかかる時間を確認しつつ、折角だから回数券を購入してこようということになり、早速出かけた。

帰り道、すぐそばにモノプリがあるので、新聞を買いにブラっと寄ることに。以前にも書いたようにこの店舗には2階に雑誌コーナーがあって日本の本屋の様に立ち読みが出来るので、最近は、プールの帰りに用も無いのに寄る様になっていた。それに、このスーパーのつくりも、何となく日本のヨーカドーとかダイエーを思い出させるような、広く浅く色んなものが売っており、服でも台所用品でも死ぬほど高いわけでもないので、特に必要でもないのに何となく買いたくなってしまうようなレイアウトなのである。ただ食品は、マイスーパー・カジノやフランプリなどと比べると軽く20%以上は高いので、緊急事態でもない限り、家では買い物はしていない。でも、確かに店内用のカゴがステンレス製だったり、野菜なんかも可愛い籐のカゴに入れて陳列していたりして、何となくハイソな気分になるのだ。でもね、カジノ行けば殺風景でも同じものがもっと安く買える!と思うとやっぱり毎日のお買い物には使えない。

Andre_3 今朝は、夫の新聞とゴシップ雑誌好きのシャルロットへ送る雑誌を見繕うために行ったのだが、cdを出したり、サミットや、革命記念日のガーデンパーティネタなどがてんこ盛りだったので、カーラ・ブルーニの記事が多い。適当に選んでレジで並んでいるときにふと、横の服売り場を見ると、オサレなTシャツ発見。というか、これ、アンドレっていう落書きアーティストの作品じゃん。何故こんな人のTシャツがマレのセレクトショップとかじゃなくて庶民のモノプリに売っているのか?と手にとって見てみると、フェアトレード(commerce equitable)のオーガニックコットンを使って様々なアーチストがモノプリで販売するために作ったTシャツシリーズの中の1枚らしい。前面の絵も結構可愛いし、後ろには、彼の有名な作品、Mr.Aが踊ってる。白のTシャツは好きじゃないのだが、家で着る分には申し分ない。一体いくらなのか?と値札を見ると、19.90ユーロ(高っ!)の正札に70%引きのシールが貼られ、さらに一掃セールとして汚い手書きで4.00ユーロと書かれたシールがベットリ貼られている。4ユーロなら無理やり1ユーロ200円換算でも800円、しかもサイズも丁度良さげなものが残っており、ダラダラと進むレジが自分の番になる前に慌てて追加してみた。

昨日も近所のH&Mで70%引きの黒の半そでニットを購入、それからモノプリのインテリア売り場でベトナム製の小さな籐のかごを70%引きの2ユーロとかそれ位の値段で購入。やはり70%オフだとお得感が全然違う。自分にあうサイズがなかったり、皆が触りまくったあとでちょっとヨレてるのが気にならなければ、本当のお得なソルドはこれからなのだ!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

革命記念日。

14juillet_1 さっき、日本のカレーを作っていたのだが、”仕上げにインスタントコーヒーをちょっと入れると美味しい”というのを何かで見たので、早速試してみようと思い立った。いちいちスプーンですくったりするのが面倒で、ネスカフェの瓶から直接振り入れたら、角度とスピードの調整が出来ず、案の定、瓶の半分も入れちまった。慌ててスプーンを出して取り除いたのだけど、どうせスプーン使うのなら、最初から使えば良かったとイラついてみたりした。たとえ大量に入れてしまったインスタントコーヒーを取り除かなくても夫は美味い!と言いながらカレーを食べるだろう。大して何も知らないクセに日本ツウぶりたいので、”日本のカレーはこうなんだよ”などと言えば素直に聞くのである。

14juillet_2ところで、14日の話をまた今頃。全然オンタイムじゃないところがポイントである。フランス人には7月14日というのは色々な意味で重要な日である。軍関係の人は、この革命記念日にパレードを行い、パリのシャンゼリゼを行進することになれば結構自慢出来るのだ。一般的に言われるのは、14日を過ぎるとほとんどのパリジャンはバカンスに出るのでパリには外国人と観光客しかいなくなるというのがある。

午前中は軍事パレード、夕刻からはエッフェル塔の脇にあるシャンドマルスという広場でコンサートがあったり、消防署を一般解放して文化祭のようにスタンドが出ていて飲み物を飲んだり、軽食をとったり、朝まで踊ったり出来るのだ。あとは、23時くらいから花火が始まる。コンサートだが、去年は何とミッシェル ポルナレフが出演しており、家で最後までテレビを見てから花火を見に出かけたら、花火の始めのほうを見逃してしまった。

今年は、コンサートに出る歌手もヘボく、というか知らない人ばかりで、早めに家を出てエッフェル塔まで行き花火を満喫。正味30分くらいなのだが、終了と同時にもの凄い人がメトロの駅を目指して大行列である。歩いて帰れる距離で良かった~と思う瞬間である。実家では、山下公園の花火大会によく行ったものだが、バスで30分くらいかかった記憶がある。ブラブラと歩いて家に帰る途中、折角だからと、去年は疲れていて行かなかった近所の消防署のバル(HANAKUSO流に意訳すれば文化祭)へ行ってみる。消防隊員とお近づきになりたく(笑)、毎年友達と行っていたが、毎回もの凄い行列で中に入れたことがない。その点、家の近所の消防署は、出会いを求める女子というより、近所の中学生が何とか年をごまかして中に入ろうと必死に並んでいるくらいで結構すぐに入ることが出来た。でもね、もう消防隊員との出会いを夢見ることもないんだな~私。って思ったらちょっと寂しくなっちゃったよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

続、市民プール。

すっかり市民プールにハマってしまった。あれから何と一人で毎日行っているのだ。

スポーツが大嫌いで、運動会やマラソン大会の前日はうなされ、高校の体育の授業で軟式テニスをしなくてはならなかった時、どんなに一生懸命やってもラケットにボールがあたらず、対戦相手の仲良しの友達を”真面目に試合をしてくれない。。。”と泣かせてしまったこの私が、だ。20才の時、たまたま鮫洲試験場のそばの会社に就職したので、折角だからと、死ぬ思いでオートマ限定の運転免許をやっと取り、路上に出るのが怖いので父親と弟に同乗してもらったが、”危なすぎる!”と1度で断られてしまい、結局、今までで2,3回しか運転したことがないこの私が、だ。

とはいえ、早くから、”この子はスポーツは全然ダメだ”と見抜いてくれた親がスイミングスクールに通わせてくれたお陰で、唯一人並みに出来るスポーツが水泳なのだ。実家にいた時、ジムに行くのにはあれほど”仕事が”だの”今日は疲れてる”だの、”風邪引きそう”だの”どうしても行けない理由”がわらわらと口から出たものであるが、夫にダメ人間扱いされたくない(これは、きっとこの人が好きだから、ということより、こいつにだけは負けたくないという気持ちかも)という意識もあったのか、一人で行ってみたら結構楽しくてハマってしまったのだ。

結局夫と事前調査したプールは17時に閉まるので、ふと前に16区に住んでいた時にやっぱり体がなまってヤバイ!と思ったときに市民プールのことを色々調べたのだが、一ヶ所だけ曜日が限られていたが、仕事帰りでも行けそうな時間帯まで開いているところがあったのを思い出した。そういえば、このプール去年辺りからずっと工事中だったのだ。前にちょっと記事を書いた比較的日本人居住率の高いシャルルミッシェルという駅界隈にある。ここのショッピングセンターを大々的に取り壊して再建設しているところなのだが、相変わらずそこらじゅう工事中だらけで、すごいことになっている。

このプールはちょっと裏手にあり、まさかこんなところにプールが!というような感じである。先日、ダメもとで行ってみたところ、何と工事が終わり再開している。しかも新築だけあって、すっごいキレイ。スペイン語なまりのお姉さんが受付にいて、色々聞いてみたところ、頻繁に行くなら3ヶ月前払いが一番お得だ。パリ市内の他のプールにも使えるし、7,8月は学校も休みなので、夜は22時、日によっては23時まで開いている。やる気のない人間ばかりのこの国で、珍しく感動するような開館時間である。どうせ仕事もすぐ見つからないだろうし、万が一見つかっても、夜遅くまで開いているここなら来れそうだしということで、3ヶ月の会員券を作ってもらった。持って行った証明写真は、姉さんにジョキっと適当に切られて、会員券はあっという間に出来上がった。

肝心のプールは、かなり大きく、天井も気候によっては開くこともあるので、天気の良い日は非常に気持ちが良い。前もどっかの市民プールでそうだったので、この国のプールってどこでもそうなのかもしれないが、奥に進むに連れて、もの凄い深くなる。ここも片側は普通に立てる深さなのだが、50m泳ぎきった反対側は、深さが何と3m40もある。ヘリにしっかりとつかまってないと、ウカウカ休憩もしてられないのだ。更衣室もシャワーも男女一緒でイマイチ落ち着かない。それにサウナがあればもっと有難いが、まぁ仕方ないかも。でもちゃんとセンサーでボワーッと温風の出るドライヤー的なものもあるし、一番新しいプールというだけあって結構まともな感じだ。今日もこれから行ってこようかと思ってるところである。

*PISCINE KELLER / 14, Rue l'Ingenieur Robert Keller 75015 Paris

一日券2.60ユーロ、回数券10回分21.50ユーロ、3ヶ月券32.50ユーロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

市民プール。

Ciel

今日は、7月14日祝日である。毎年この日は良い天気で、今日もパレード日和であった。大統領が変わってから、このヘンな軍事パレードも何だか面白くない。というか、見た目がイマイチなんだな、この大統領。妻ばかりが人気の様だけど、フランス人じゃないじゃんね。大統領だって、もとをたどればハンガリーだかどっかの国だしね。そんなのありなのか?と思ってみたり。

そういえば、先週、ジムの会員期限が切れてしまい、夫と迷った末、とりあえず更新を見合わせることにした。やはり普通のスポーツクラブに、大人2人で通うのは結構お金が掛かるのだ。半年近く毎日のように通っていたので、急に行かなくなると何だか変な感じである。それに、ご飯を食べるのも非常に罪悪感を感じるというか、”運動もしてないのに、こんなに食べちゃった~!”と感じてしまうのだ。だからと言って食べる量を減らすわけでもないところがポイントでもあるが。

そんな訳で、平民は平民らしく、市民プールを利用させてもらうことにした。幸いなことに近所には2、3の市民プールがある。その中で一番近いと思われるところに夫と行ってみた。この日は、営業時間とか料金とかロッカーはあるのかとか、そういうことを聞いてみて、それから必要なものを準備してあらためて別の日に行こうではないか。という感じで、大体家から何分くらいで着くのかも確認しつつプールへ到着。親切に色々と教えてもらい、曜日や時期により営業時間も変わるので、案内書みたいなののコピーももらってきた。入場料は2.60ユーロ、ということは500円近いということになる。市営のくせに結構高いじゃん。残念なことに、ここのプールは、17時には閉まってしまう。昼を食べて、ちょっとパソコン見て、何となくダラっとしてるとすぐに15時とか16時になってしまうのだ。それから行こうと思いたっても遅いという訳だ。(続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

落書きふたたび。

Rue_de_theatre1

数日前に書いた4階のハトらしき鳥だが、今日久しぶりに覗いてみたら、何とまだ居据わっている!卵というのは何日間あっためなくてはならないのかよく知らんが、雨風にも負けず大変なこった。と考えながら、でももういい加減生まれてもいい頃なんじゃないの?などとおせっかいをやいてみたりする。

少し経って、やっぱり気になりもう一度覗いてみると、何とまだ羽が湿っているような二匹の雛が!!!しかも結構大きくなってる。恐るべし野生の強さ、実は大分前に生まれていたらしい。しかし、おかんが大きいから、まさかおかんの下に二匹が隠されていたとは気づかなかった。。。二つあった卵が両方無事に孵化したってことだね。雛は何かまだ鳥っぽくなくて灰色で薄気味悪いので、ちょっと写真はやめときました。

Rue_de_theatre2

こんな落書きアートばかり紹介していたら怒られそうだが、家の近所で結構いいものを見つけた。もとは、ちょっとお洒落めな子供のおもちゃなんかで有名らしいアパッシュという店で、ウィンドウなんかも結構凝っていたので、何となく近寄って”へ~、こんな可愛いおもちゃがあるんだ~”なんて思ったりしていたのだが、土地代が高かったのか、思ったほど売り上げがなかったのか、突然閉店してしまい、現在この様に工事中となっている。その工事中の壁にいつの間にか誰かがスプレーで書いたらしい。

Paris_2e 落書きは、表向きはやっぱり良くないことであろう。イタリアだかなんかで最近話題になってた、自分の名前をマジックで書くなんていうのは全く論外だけど。私が好きなもので、見つけるとすごく嬉しいタイル張りのインベーダーを作っているフランス人アーチストがいるのだが、これなんかは、まず貼る場所を探し、それから貼り付ける場所に合わせたデザインや色を考えて、それでやっと(こっそり夜中などに)貼る作業をするらしい。メトロなんかで見かけるラッカーで変なアルファベットを書きなぐってるのに比べたら、やる気が違うではないか。夫などは、こんなの家の壁に貼られたら迷惑だ!と反対派であるが、私はやっぱり街角でインベーダーを見つけると嬉しくなる。Paris_20e

このアーチスト、色々な国で活動(?)しており、行って来た国や都市ごとに貼り付けたインベーダーの場所を記載した地図を出している。この地図や、作品集を売って商売として成り立っているようだ。私のようなアホがそういう”くだらないもの”に惜しげもなく金を使っているから、これまた世の中がまわっているという訳だろう。

ファッションの都、東京にも大分前に行ったらしい。2年くらい前に夫が初めて日本に来た時、原宿だの渋谷だのとりあえず基本は押さえなくてはと、おのぼりツアーをしたのだが、結構な数のインベーダーを発見して嬉しくなったのだった。最近は、この人ネパールに行ってきたばかりらしい。早速、アホ丸出しでネパールの地図も購入済みである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ポルスカ。

Soupe 前回の記事で書くの忘れてた。

メニルモンタンの駅からオベルカンフの方へ下る長い道があるのだけど、駅からすぐのその道沿いにポーランド食料品店がある。夫の友達には何だか知らないがポルスカが多く、その友人の一人から”パリに来たら必ず買出しに来る店”であるというこの店の住所を聞いて、前にわざわざ行って来たことがあった。今回も折角そばまで来たので別に用もないが何となく行ってみたのである。

この店、最近OVNI(パリ発日本人向け無料新聞)にも紹介されていて、”あ~、知ってるよ!”と思ったところであった。私自身、ポーランドに行ったこともなければ、ポーランド料理を食べた事があるわけでもない。ただ、前に働いていた職場のそばにポーランド教会があり、それでやっと何となくポルトガルとポーランドが違うということが判明した程度のレベルであった。このポーランド教会は、結構大きくて歴史がありそうな建物である。地下には、レストランもあり、同じ職場の駐在員たちは時々昼飯を食べに行っていたようだった。

ところでこの食料品店、行くと必ず夫がソーセージを買う。これが日本の皮プリプリソーセージみたいな感じで少しスモークっぽく、中身は、あらびきソーセージをさらにあらびきにしたというような食感である。夫の友人によると、これをスープにモリモリ入れて食べるらしいが、我々は一口大に切ってアペリティフのお供にしている。その際、タルタルソースに酸味を足したような謎の瓶入りソースも買い、ソースをちょっとつけて食べるのがまた美味い。

ソーセージだけでは折角来たのにつまらないので、私は必ず何か他のものを買うことにしている。今回は、袋入り粉末スープ。クノールなんかで出している水や牛乳を入れて混ぜるだけ!というようなものである。ポーランド語でしか書かれていないので一体何のスープなのかは、写真に頼るしかないのだが、前回も適当にキノコの絵が描いてあるものを買ってみたら意外と美味しかった。今回のは、何だか野菜の切りくずっぽいのが入っているらしい。

先週、一日だけ急に猛暑が押し寄せたのだが、また一気に涼しくなってしまった。折角花が咲いた我が家のプチトマトもこのまま寒くて枯れそうな勢いである。そんな訳で、夫に”え~!スープ~!”と、ちびっ子のように嫌がられるのを承知で、昨日早速このスープを作ってみた。(というほど大げさではないが)食べてみるとかなり美味い。程よいとろみがあり、野菜の具が結構入っている。それに味は、何と言おうかキノコ風味ではなく野菜ブイヨンっぽいのだが、ねぎの味も少し、他に何だかわからないけどとっても美味しい味を出している野菜があり、粉スープとは思えない美味さにとっても満足。7月にスープを食べるっていうのもどうかと思うが、そういえば、家って夏でも湯豆腐とか食べてたななんて思い出したりした。

*Manorek/156, rue Oberkampf 75011 Paris

*Eglise polonaise/236Bis, rue St Honoré. 75008 Paris

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トイレットペーパー。

Pq 先日パリの散歩道シリーズ(勝手にシリーズ化)で記事を書いたブリーフと同じ犯人(アーチストか?)であろうと思われる作品を20区で発見。

週末に蚤の市まで行った帰りに何となくブラブラと歩いていた時に見つけたもの。この大通りをずっと進むとペールラシェーズ墓地があり、オサレなアーチストが沢山住んでいるメニルモンタンの駅にたどり着く。

この日は、この駅のある広場が何だか騒々しかった。大きなトレーラーを舞台にしてダメっぽい若者がダメなラップを大声で歌っており、数十人の若者が聴き入っている。おばちゃんな私は、遠巻きに何事かと見てみると、どうも皆同じTシャツを着ており、そのTシャツには、謎の死を遂げた彼らの親友(アフリカ人?)の写真がプリントされている。そこらじゅうに貼ってあった紙には、彼らの親友である何とかくん(名前忘れた)が朝4時頃にフラフラと道端を歩いていたため、警官に職務質問を受けたらしい。その後警察に連れて行かれたらしいのだが、その警察署で取調べを受けた際に謎の死を遂げたということらしいのだ。そして、このコンサート(?)は、その何とかくんの死を悲しむと同時に、警察が一体何をしたのか不信感を持っている何とかくんの友達が企画したものらしい。

そのコンサート自体は別にどうということもなかったのだが、私が不慮の死を遂げた場合、私の写真と”あなたのことは忘れない”みたいなメッセージを刷ったTシャツを作り、それを着て追悼コンサートを開いてくれる人なんかいないよな~とちょっと思った。でも、夫は、純粋な友情だけでそういうことをしているというより、警察とか社会のシステムに特に強い反感を持つ移民たちが、そういう機会があった時に、悲しさと共にその怒りもぶつけているだけなんだと思うよと言い、私の写真が白黒印刷されたTシャツを頭に浮かべていた私は、ちょっとまともな意見を言った夫に驚いたのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラグビー。

Stade1 昨日だったか、一昨日だったか、そして今日は何曜日であるとか、そういった時間の感覚がもうまったくなくなってしまい、急に”今日何日?”などと聞かれると大変慌てふためいている。

言い訳はそれくらいにするが、昨日だったか一昨日だったか、ラグビーのフランス一位決定戦みたいなのがあり、クレモンフェランという市とトゥールーズという市のチームが戦っていたのであった。あっ、そうだ、思い出した。試合は土曜だったはず。夫とソルド参りをしたのが土曜だったのだが、黄色と青のユニフォームだの帽子だのをまとった不思議な人々がパリ市内のそこかしこで見受けられ、私は色を見て何となく”あ~、(自転車の)ツール・ド・フランスの応援ね”なんて勘違いしていたのであった。その青・黄の人々は、クレモンの応援団だったということが判明したのだが、試合結果はトゥールーズが勝ったのであった。

Stade2 ラグビーの試合は、今まで一度だけ見たことがあるのだが、何が何やらさっぱりわからなかった。しかも、何か棒と棒の間をボールが通れば何とかとかかんとか(?)なのらしいのだが、それも角度によっては、ちゃんと間を通ったのかそれとも脇にずれてしまったのかもよく見えず、喜んでよいのかダメなのかも微妙で試合最後まで意味がわからなかった。ただ、ラグビーの選手って結構格好良いな~と思ったりする。サッカーに比べたらチャラ度が低く、本当に自分の体を鍛えて、球というより体で対決する熱いスポーツ!という感じなのだ。

サッカーといえば、前に異国の地で頑張って成績を残している松井選手について”すごいね~”みたいなことを書いてみたのだが、来期からは、ル・マンのチームを去りサンテチエンヌでプレーするらしい。サンテチエンヌといえば、マイスーパーCASINOの本拠地ではないか。別に行ったことはないのだが、少し身近に感じるものである。

写真は、16区にあるパリのチームのグラウンド。チームカラーがピンクらしく、さっき書いた(名前がわからない)棒もピンクで可愛らしい。スーパーカルフールAuteuil店の後ろ側にあり、土地代も高そうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジム小話。その3

昨日、ジムから戻ると、夫が受付の”ラオス人”に明日朝食会があるから絶対来てね!って言われたと言う。ラオス人というのは私が勝手につけたあだ名で大変失礼なのだが、どうもこのアジア人顔のおっさんがやる気のない受付の女子軍団を率いるリーダーらしく、仕事ぶりも非常にキビキビしている。バイトで来ているだけですから。それより、いい男でも来ないかな~という感じ丸出しの女の子たちは、必要最低限の仕事しかしないように努力をしている。働きアリの国・日本から来た私としては、努力の向け先が違うだろ!とこめかみに突っ込みを入れたくなるのだが、そこはやはり欧州一ダメな国(私が決めた)である。人々はもうバカンスのことで頭はいっぱい、心ここにあらずなのだ。

ここから先、3ヶ月近くは、仕事をしていれば取引先と、仕事をしていなくても郵便局だの銀行だので、”あ~、担当のxxさんは今バカンスだから”という文章が幾度となく聞かれるはずである。そして、”では、いつ休みから戻られるのですか?”と問えば1ヶ月後などと平気で言われるのだ。そしてその間、先にも言ったように仕事を増やさないためにはどんな努力でもするこの国の人々は、大事な案件でも”私の仕事じゃないし(本人が戻るまで待て)”となり、そう言われると”あ~、バカンスじゃね~”となるのである。本当に、何故こんなんで世の中が回っているのか不思議でもある。

そんなわけで、今日久しぶりに夫と一緒にジムに行ってみると、ラオス人が張り切って皆にコーヒーだの、パンケーキだのを振舞っている。このラオス人、何故か夫のことがお気に入りで(でも恋愛感情ではないと思う)、非常に喜んで飲み物は?パンにする?今スポンジケーキも切るからと大変な歓迎振りである。胸の名札をチラ見すると”ニコラ”と書いてある。どう考えてもアジア人なのだが。そして、スポンジケーキが美味しかったので、”手造り?”と聞いてみると”いや中国の”と答えるではないか。ということは、ラオス人ではなく中国人だったのか。でも顔が何か中国人っぽくないんだよな。これからは、ラオス人ではなくニコラと呼ばなくてはならない。

そして、いつものように自転車こぎなどをして、さて着替えようと更衣室に降り、素っ裸になりシャワーを浴びに行こうとするとアラブ人らしき人に話しかけられる。知ってる人でもないし、もともと知り合いも大していないので、”ジュース買いたいんだけど、あなた100円持ってない?”とかそういうことかと思ったら、”あなた、毎日来てるの?1ヶ月くらい前にあなたのこと見かけて、あ~太ってるの私だけじゃない!って思ったんだけど、今見るとすごい痩せたよね。どうやって痩せたの?”などとまくしたててくる。

痩せたといわれれば無条件に嬉しいのだが、あ~太ってるの私だけじゃないのくだりがちょっと不愉快である。しかし、私は全然この人とすれ違った記憶もないのだが、本当に間違えなく私のことを見ていてその変化に驚いてくれてるのなら結構感激ではないか。でも、体重自体は大して減ってないんだよね。ほんとうは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏ソルド。

Drugstore_2 Drugstore_1 夏のバーゲンが始まった。

家の近所のヘボ商店街には、子供服やがてんこ盛りにあり、土曜などはベビーカーを押して買い物にくる幸せファミリーがダラダラ横並びに歩いていていて迷惑極まりない。

この商店街をどんどん進むと今度はこの前書いたH&Mとか、ZARAとかGAPなどのB級服や系の店がてんこ盛りで、店先にはダメそうな若者が集っていたりしてまるで地方のショッピングモールの様なユルさ満開である。そして駄目押しは、商店街の端っこにあるモノプリ。入り口の脇には必ず犬(シェパード系)を連れて座り込んでいる酒臭い若者がたむろしている。モンパルナスのINNO(今はモノプリになっちゃったけど)の入り口脇にも同じようなパンクスタイルの積極的に小銭をせびる若者がいたが、いつの間にかいなくなっていた。でも、このモノプリはいつ行ってもこういう人らがたむろしている。そしてそれだけではなく、恵まれない子供への募金をとか何かに署名をしてくれとかやたらと勧誘をしようとするウザったい若者もおり、ゆっくりブラつくのが難しいのである。

そうこう言いながらも、とりあえずバーゲン初日ということでジムの帰り道、家の近所の小舟(petit bateauのこと)へ行ってみた。この店舗はすっごく小さいのでゆっくり見れないのだが、やはり家から近いので買ったものを長いこと持ち歩かなくて良いというのが嬉しいところである。入ってみるとすでに10人くらいの人が支払いのために列をなしており、売り場にたどりつくだけで大変という感じであった。とりあえず私のお得意の同じカットソー色違い買いをしておいた。黒を買ったら(当時は定価だったけど)結構使い回しが良いので、今回30%オフなら茶色とモーヴ色も買おっかな。という感じだ。

午後は、去年の冬のセールで味をしめたシャンゼリゼのdrugstoreへ。前回、まさかこの店がバーゲンなんてしてるとも思わず、それにヤコブ商品がどれも30%オフだったので非常にビックリしたミニセレクトショップだ。頭の中で自分のボーダーライン金額を決めて凱旋門にたどり着く。

今回は、ヤコブの売り場の向かいにある、クロエやミッソーニ、ディオールなんかのいわゆるブランド子供服なんかも大量にバーゲンになっていて、ふーん、可愛いね、でも子供服にこの値段はね~とおばちゃん感覚丸出し状態であった。私の目当てのヤコブも結構良いバックが出ていた。財布も可愛かったし、布トートバックも60ユーロなら良いかも、買おっかなとか思っちゃいそうだった。店内をグルグル回りながらじっくりと考えてみる。カバンばっかり家にあってもう置くところがない。それに日本にもまだ大分残してきているのだ。この間など、母が勝手に私のmiumiuバックを使用しているのを発見。”こんなにカバンいっぱいあって、どうせ使わないんでしょ。私が使ってやるから”などとほざくではないか。確かに、これらのカバンを一体どうするつもりなのか!という感じでもあるのだ。

それに、仕事しなくなったら毎日カバンを変える楽しみもないし、近所のスーパーCASINOに行くのにヤコブの高級カバンなんか持ってって、傷でもついたらどうすんだ!という話でもある。やっぱり仕事して収入があるからこそ服だのカバンだのに金を掛けるのが楽しみでもあるのであって、暇でブラブラしてる人間がブランド品を持っていても虚しいだけのような気がする。これがまた先祖代々大金持ちで、たとえ近所に出かける時でも正装をというような家庭に育っていればまた別だが、私は全然そうじゃないし。と言う訳で何とか欲望に打ち勝つことが出来、何も買わずに店を出たのであった。でもね、この店深夜2時まで開いているし、コレットほど混雑していないし、すごくお勧め。凱旋門を正面に見たら左側にある、お洒落なビルの地上階です。行ってみて。

*PUBLICS DRUGSTORE/133 avenue des Champs-Elysées 75008 Paris
http://www.publicisdrugstore.com/Website/site/fra_accueil.htm

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«不愉快な言語。