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時計。

毎朝ジムに行くようになり(といっても3日行っただけ)、常連老人チームの顔ぶれも何となくわかり始め、また毎日違うコーチがうろついているので、自転車こぎをしながら、コーチの人気度や人間関係を見るのも楽しい。そんな訳で体のあちこちが痛いのだが、今日は天気も良いので3週間ぶり(もっとかも?)に掃除機をかけてみた。

昨日、秋葉原で買った1050円の(←言う必要ないのにわざと言うあたりがバカっぽい)腕時計が止まっちゃったよ~と訴えている人間がいたことを思い出し、優しい私は、体の節々が痛いにもかかわらず、腕時計をポケットに入れて外に出た。ここに引っ越してから電池を換えたこともないので、とりあえず近所の商店街を歩いてみて、やっと時計なんかも売っている貴金属屋を発見した。しかし、高級品が多いのかピンポンとブザーを押して店主にドアを開けてもらうシステムになっている。こんな1050円の時計の電池交換ごときでは気が引けるではないか。

立ち止まって必死にご近所マップを脳内展開してみると、”そういえば、この大通りじゃなくて1本裏通りに、ショーウィンドーの内容が30年前から変わっていなそうなダメっぽい店があったぞ!”と思い出す。そこへ行ってみようと脇の道に折れると、ちょっと先にある店から掛け時計を持ったおばあちゃんが出てきたところだった。早速見てみると、修理専門店らしい。とりあえず入ってみたのだが、店内がこれまたスゴイことになっている。壁じゅうに時計が掛けられていて、テーブルの上にも目覚まし時計やら何やらがてんこ盛り。店の受付もガラクタの山で店主がどこにいるのか良くわからない。どうしよう、でも入っちゃったから黙って出られないし。。。と思っていると、”いらっさい、マダム、いやマドモアゼルかな”とおっさんが登場。というかずっとそこにいたのだが、見えなかっただけだった。”と、時計の電池を”とどもりながらポケットから腕時計を出すと、スイスナイフで裏をこじ開け始めた。”わ~、どうしよう、専門道具もないのか、このおっさん。壊される~。でも1050円の時計だから仕方ないか。私のじゃないし。”と思い始めたら、いくら店が汚くてもさすがプロ、電池をすぐに取り出し、サイズを見ていたのだが、今度はその電池の在庫がどこにあるかがわからないらしい。これだけガラクタだらけじゃ仕方なかろうと心で思いながら、話すこともないので黙っていると、壁に掛けられているいくつもの時計がチキチキとうるさくてたまらない。やっと見つけて、ちゃんと時間も合わせてくれて、”5ユーロね”と言われたのだが、財布を見ると10ユーロ札しか持っていない。今度は、おつりをどこから探し出すのか楽しみにしてしまったが、もちろんレジではなく、おっさんのシャツのポケットだった。

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