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お葬式。

夫の大叔母(祖母の妹)が末期がんで入院したが延命治療を拒んでいるという話を聞き、”それでは、お見舞いに行かなくては”と思っていた矢先の先週、亡くなってしまった。私は正直覚えていないのだが、夫の両親の家で一度会ったことがあるらしい。

金曜にお葬式があるというので休暇が取れなかった夫の代理ということも含め参列してきた。結婚式も数回しか出席したことがないのだが、お葬式は初めてである。夫も大した知恵は持っていないので、どのような流れで事が進むのかは謎のまま、RERに乗り、教会に何とかたどり着いた。15時からだったのだが、遅れてはならんと張り切り、またRERに乗るのも久しぶりで一体家から何分掛かるのかも分からず、案の定14時ちょっと過ぎに着いてしまった。教会はすぐに分かり、夫の身内がいるかと見てみたが、知らない人が5,6人いただけなので、コソコソと横の道を曲がってみたりしつつ、何とか1時間近くをこの近辺で過ごさなくてはと必死であった。この日はまた格別に寒く、ちょうど電車を出た頃には雨がパラつき始め、そして私は、何もない住宅街をグルグルと回る黒づくめの不審なアジア人になりさがっていた。

やっと10分前になったので、教会に戻ると喪主と夫の家族を発見。しかし誰一人として黒い服装の人などおらず、夫の母などは真っ赤なダッフルコートを着ている。こんにちはビズ大会が終わった頃、やっと教会の門が開き、中に入ることが出来たのだが、予想以上に寒い。なまじ外より寒いんじゃないのか?というくらいである。ミサが進むなか、さりげなく周りを見るがどこにも遺影はない。そしてお棺もロウで封がされている。ということは顔を見ることはないのであろう。その後、お棺は墓地に運ばれ、列席者は各々車で移動。お墓はARCUEILというパリの南の街で駅のすぐそばにあった。ここで、喪主の娘さんが最後のメッセージを読み、業者の人が6人がかりでお棺を深い深い穴の中へ収めるというので式は終わりだった。この頃には吹き付ける風と激しい雨で凍死するかと思ったが、また駐車場でさよならビズ大会が始まり、なかなか帰れない。夫の両親は喪主の家に寄るとのことで、一緒に行かないとマズいかとふと思ったが、寒さには勝てず帰らせてもらうことにした。夜、夫に”大体、お前の親族の葬式だっていうのに、1日休みもとれないとは何事だ!”と軽くキレたのち、事の次第を報告しておいた。やっぱり日本とは違うね~と思いながら、私が死んだときは一体どうするんだろうと考え始めたらなかなか寝付けなかった。

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