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まさにHANAKUSO。

水曜日の職安での面接。担当のマルコ(呼び捨て)は、普通のおっさんだったので、コテコテのイタリア人を想像していた私はちょっとがっかり。しかも、これから失業手当て終了までマルコが私の担当になるというではないか。”日本の会社にこだわるな。””履歴書を送る数が少なすぎる””お前よりひどいフランス語を話す外国人もフランスの会社で仕事を見つけている。”などと色々小言をたれられ、それだけでは私の書類の”今日の面談で何を話したか”という欄に書く事が少なすぎるので(想像)、金曜の9時半から始まる”履歴書の書き方”講座を受けろということになった。もちろん、嫌ですとは言えないので、また金曜の召喚状をもらい、トボトボと家に帰ってきた。

そして、翌日木曜、ジムに行く前に郵便受けを見ると職安からの封筒が一通。もしかしてまたお得意の二重発送で明日の講座の召喚状を郵便でも送ってきたのか?と早速中を見ると、仕事の紹介状であった。今すぐ”xx社のマダムxx宛てにお前の履歴書を送れ。送らない場合は、どうして送らないのか理由を書いて職安へ郵送すること。”と何とも強制的な紹介状である。仕方がないので履歴書をメールで送っておいたが、あまり張り切らないでほしいな、マルコ。

今日、履歴書書き方講座へ行ってきた。7、8人のダメ失業者が狭い一室に集められ、職安の委託会社のねえさんが”魅力的な履歴書”の作り方を教えます。というものだった。はじめに一人づつ自己紹介をさせられたのだが、かなりプライベートなことを他人の前で語らされ、ちょっとみじめっぽい感じであった。

この講座が何と3時間も続くのだが、職安があらかじめ準備しているリーフレットがあり、それに沿ってほとんどが自分で読み、自分の職歴や長所などを書き込んでいき、最後は履歴書の形になるようにするというもので、その間にこの委託会社のねえさんが一人一人持参してきた履歴書を見てここはよし、ここはだめ、と直してもらうという流れだった。私は、最後の方に見てもらったのだが、激しくダメだしされた。”え~、あなた今までこの履歴書送ってたの?失業して何ヶ月?え、半年?半年もこんなの送ってたの?これじゃ、ダメに決まってるわ。”と全員に注目されるほどの勢いで怒られた。確かに、日本語の履歴書は一生懸命作っていたが、フランス語版は、付属品みたいな感じで、特に力も入れず、”ビジネスフランス語”なんていう本の履歴書のフォーマットを丸写しにしただけであった。日本でもそうだろうが、担当者は、履歴書などは秒単位でしか見ないのだから、まず上に何が出来るのか、どれだけ経験があるのか、特技は何かなど有効な情報を持ってこないと、読んでももらえない。とギター侍のごとくぶったぎられ、ちょっと目が覚めた。

午後は、面接が一社あり、職安から家に戻ったら昼飯も食べるまもなく、出かけなくてはならなかった。午前中の衝撃のせいか、普段あまり使わないメトロ2番線に乗っていたら、あろうことか一駅乗り過ごしてしまった。となりに座っていた中国人母の子供がひざの上に乗っており、その子供が足をブラブラさせていて、私の高級婦人服(H&Mで購入)が汚れるじゃないか!と気になっており、気がついたらもう降りる駅を過ぎ、その次の駅でドアが閉まる寸前だったのだ。慌てて降りて逆のメトロに乗ったが、到着したのがまさに1分前。やべぇ、と慌てたが、それから担当の人が急用とかで30分近く待たされ、腹が減っていたので食べ物のことばかり考えていた。これまた面接も散々で、”そんなんだったら、面接に呼ぶ前に言ってくれ~”というようなことばかり。この前の面接もこれで落とされたと思うが、私の英語力。これがどうしても避けられない問題になってきた。今回のこのポストも前任者はTOEIC800以上だったらしい。ほんと、そんなんだったら言ってよね。って感じであった。私のように、中小企業でたたき上げの英語では、どうにもならんレベルである。しかも、TOEICって何?聞いたことはあるけど、受けようなどと思ったこともなかった。中学生の時にとった英検3級以来、英語系のものはおざなりにしていた罰である。早速、面接の帰り腹をぐーぐー言わせながら、FNACへ行き、TOEIC本を買ってみた。勉強するかどうかはまた別問題だが。まったく、HANAKUSOな一週間であった。

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