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パリの地下。

最近出来た”NRJ PARIS”という新しいチャンネルで面白い番組があった。といってもこのチャンネルの番組表を手に入れる事は現行では不可能であるらしく、”たまたまチャンネルを変えてみたら面白げなのをやっていた”という一種の賭けみたいなもんである。

テレビ好きの夫は、いつも行く本屋で、”このチャンネルの番組表も載っているテレビガイドはないですか?”と恥ずかしげもなく聞いたらしい。私だったら恥ずかしくて嫌だけど。既にテレビガイドを買うこと自体が、”この人テレビばっかり見てる~”と思われそうで(自意識過剰)恥ずかしいではないか。日本では、大抵の家庭で新聞の宅配を利用しているのでわざわざ番組雑誌を買う人は少ないだろうが、この国では新聞の宅配自体珍しく、毎日キヨスクとか本屋で買うのが普通、そしてテレビ番組表もそこらの家庭では普通に家族の誰かが買ってきて皆で見るという感じの様である。本屋で聞いてみた夫曰く、以前にも客から尋ねられて調べてみたらしいが、まだ新しいチャンネルのせいか公表されている番組表は存在しないようである。

先日は、チャンネルを変えた後、なかなか面白そうだったので見始めたら5分くらいで終わってしまった。ただ、このチャンネルの良いところは、何度も何度も再放送されるのだ。そんなわけで、いつかまた初めから見るチャンスが来るであろうと楽観していた。案の定、それから1週間後くらいに初めから見る事が出来たのだが、その番組は、”パリの屋根”というドキュメンタリーで、題名の通り、空からの視点で色々なアパートを紹介していた。屋上にミニプールを作った夫婦、もの凄い森のように木を植えまくっているおっさん、屋根の上でのfeteなど。。。とっても面白かった。なかなか普段見れないような光景ばかりであった。

そしてこの前見たのは、”パリの地下”。これもドキュメンタリータッチのもので、地下ネタでは有名なカタコンベの話なんかも交えて、パリの地下にある秘密の道をヤバそうな若者が案内したり、専門家が歴史の話をしたりなど、なかなか上手に作られていた。前に新聞で見たのかネットで見たのか忘れたけど、パリの地下でfeteをするのが流行ってるとか、昔は貴族なんかが秘密の音楽会を開いたとかそんなような話を目にして、いつか機会があれば行ってみたいもんだと常々思っていた。

市内に何箇所か地下に入り込む秘密の入り口があるらしいのだが、やはり知ってる人に連れて行ってももらわないと難しそうだ。迷ったりしたら大変なことになる。カタコンベでも柵で封鎖されている方へ行ってしまって戻れなくなり中で死んだ人がいるなどという噂も聞いたことがある。ただ、勝手に入り込むのは勿論違法で、30ユーロだか40ユーロだかの罰金を取られるとかいう話だ。番組内でも、この案内する変な若者に聞いていたのだが、真っ暗な地下道で誰か他の人に会ったら怖くないのだろうか。山登りですれ違う人に爽やかに挨拶するのとはまた話が違うであろう。

老人がバタバタと無くなった記録的猛暑の年には、沢山の人が涼しさを求めてカタコンベに行列したらしい。確かに地下ってヒヤッとするものである。家のようなヘボアパートの地下カーブでもヒヤッとするのだが、同時に何だか得体のしれない湿気っぽさもあり、やっぱり地下って何かあるよね~と思ってしまったりする。

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