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ジム小話、パリ15区にて。その2

相変わらずジムに通っているのだが、見違えるように痩せたということはないのが残念だ。最近はジム通いに慣れてきたこともあり、素敵な男子を探してみたりしている。先日、私好みの男子を発見!毎日は来ていないようだが、週に2.3回は見かけており、汗だくで自転車をこぎながら、この人を見かけると忘れてしまっていた”恋する女心”がよみがえってきて瞳孔も開き、あ~むだ毛の手入れでもしよっかななんて気になってくるのである。

最近、同じ時間帯にこのジムに来ている日本人の人に出会った。一般的に15区というのは韓国人が多いことで有名だが、結構な数の日本人も住んでいるので、日本人の人を見かけたら声を掛けようと思いながら近寄ってみると、携帯で韓国語を話していたりして、”あ~話しかけないでよかった”と思うこと過去数回。この日本人の人は日本語の文庫本を持っていたので、”もう間違えないぞ!”と意気込んで私から話しかけたのだ。

次第に色々と話すようになり、お互い”あの人、かっこいいよね~”みたいな話をするようになったので、私も鼻息荒く”私ね、あの人みたいな顔好きなんだよね”と言いながら、その人を目で示してみたりした。それから数日後、その日本人の友達が、私が良いと思っている人とちょこっと話したと言うではないか。でも彼女曰く、話し方が女っぽいというかすごく優しい感じだったらしい。

それからまた私は時々来るその女っぽい話し方をする人を見てポワンとなりながら、自転車こぎに励む日々が続いたのだが、ある日何となく夫に”あの人さ、ユダヤ人かな?”という話をしてみた。というのは見かけがちょっとそんな感じだったのだ。勿論、ちょっといいなと思ってるなんてことは言わずに、だ。すると、夫は”あ~、あの人ね、ホモだよ。この前更衣室で別のホモカップルが裸のままで腹筋がもうちょっとあればな~みたいな話をしてて、その人にあんたの体はいいね~みたいなこと話しかけてたら、喜んで女っぽく答えてたよ。あとね、彼氏(!)がいるらしいよ。”と即答するではないか。あ~、やっぱりそうだったのか。別にどうにかしてやろうとか思っていた訳でもないのだが、結構ショックでやる気が急にうせてしまった。

そして、しょんぼりと更衣室に戻り、シャワーを浴びるために素っ裸になってロッカーの鍵を開けようとすると、大変なことが!この鍵もちろん自前なのだが、ロッカーのドアについている穴に通して鍵を抜くと閉まるタイプの南京錠(っていうのか)を使っている。鍵付のだと鍵を持っていなきゃいけないから面倒くさいと思ったが、ジムの人によると数字を合わせて開けるタイプのものは万が一のこともあるから避けた方が良いと言われたのだ。そんなに盗難が多いのだろうか。

そんな訳で、鍵を入れてクリッと回して南京錠を外そうと思ったら、鍵と一緒に円柱状になっている鍵の中身まで出てきてしまった。一瞬、脳内がパニック状態になり、とにかくこの出てきてしまったものを入れないと大変だ!と無理やり押し込んだ。それから再度鍵を入れると今度は回らなくなってしまい、鍵を抜こうにも抜けず、回すことも出来ずどうにもならなくなってしまった。慌てながら、”夫はもうジムを出てしまっただろう、携帯で呼んで来てもらおう””いや、携帯はロッカーの中だろ!”とか、”どうしよう、素っ裸だよ私、受付までタオル一丁で行くのか?”とか色々なことが走馬灯のように駆け抜けていき、鍵をガチャガチャいじる裸の怪しい中国人になり下がっていた。そうこうしていると、やっとカチッと鍵が開いた。あまりにもビックリしたので瞬間2kgぐらい体重が減っていたかもしれないと思いながら、もうこんな思いはコリゴリだし、大体お金も持って行かないから盗まれるものもないのだと鍵を閉めずにシャワーを浴びたのだった。

前に鍵を買った店でまた同じ鍵を買ったら何となくダメな気がしてきた。店を変えて家のすぐそばのインド人が経営している荒物やみたいなところで鍵を購入。今度のは、2ユーロで前の3ユーロよりもさらに安いではないか。また同じ様な目にあったらどうしよ~。

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