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不愉快な言語。

この狭いアパートで標準体型より大きい二人が暮していると色々と大変である。

例えば、私がソファーに腰掛けているそのすぐ前に食事をするテーブルと椅子がある。じゃあ、テーブルをそんなにソファーのそばじゃなくてもうちょっと後ろにずらせば良いではないかと思うかもしれないが、後ろにずらすと後ろには旧式の大きなブラウン管テレビがデン!と構えているのでやはりこれ以上動かすのは難しい。

そんな訳で置いてある家具の何もかもを色々動かしてみた結果、やっぱりこの様にしか配置のしようがないということなのであり、使いやすさとかデザイン性だとかそういったことを考えてみる余裕もないほど狭いのである。

私がソファーに腰掛けている前を通りトイレに行こうとする夫は、テーブルと私のひざとの間ギリギリのスペースを通らなくてはならず、毎回本を読む私の手を止めさせることになる。それはまぁ仕方がないのだが、その際に必ず”ATTENTION!”と言う。このattention、言われるとかなり不愉快になることこのうえない。

というのもattentionを頭の中で日本語に直訳すれば、”気をつけろ!”ということではないか。大体、気をつけるのは私に迷惑を掛ける夫の方で、私が何故ヤツのために気をつけてあげなくてはいけないのか。毎回毎回、”attentionじゃなくてすみません(日本語で)って言え”と私が因縁をつけ、夫は”親切で知らせてあげてるんじゃないか!”と反論し、くだらない喧嘩になっている。

例えば、日本だったら自転車で歩行者の脇を通り抜けるときなど、よけてもらうために”すみませ~ん!”などと言い、どちらかというと”(私のために迷惑を掛けて)申し訳ない”という意味が大きいような気がする。しかしこんの国では、”(自分が人に迷惑を掛けているにも関わらず)あんた、危ないよ!”なのだ。頭の中でいちいち日本語からフランス語に訳したりするからダメなんだろうと思うが、母国語でない言葉は本当に難しい。

そう思っていたところ、たまたまOVNI(日本人向け無料新聞)か何かで同じことを日本人の人々が討論していたのを見て、やっぱり私だけがイラついてるんじゃないんだ!と思ったのだった。

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