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仏版・警視庁密着24時。

G_pompidou 先日、フランス版・警視庁密着24時みたいな、次々に起こる凶悪犯罪に密着するというようなヘボドキュメンタリーが6チャンであったので何となく見ていた。日本ではよく暴走族の取り締まりなんていうのを弟が見ていて、アホじゃな~いなんて思っていたのだが、こっちでは、勿論暴走族はいないが、もっと凶悪なのだ。

衝撃的なものばかりだったけど、良く覚えてるのは、19区のビュットショーモン公園そばでのひったくり。当時、ニュースで見ていてその後夫が”犯人は中国人だったって!”と言っていたのが何となく記憶に残っていた事件。60過ぎの女性がカバンをひったくられたのだが、抵抗したのが悪かったのか、ナイフで切りつけられ即死だったらしい。犯人は何もとらずに逃亡。

これをパリ警視庁(よく住所で言われる、36, quai des orfevresって。)がどうやって犯人を見つけたのかという話なのだが、当時その通りにいた証人からの聞き込みでどうも東洋人らしいという情報を入手。カバンをひったくられた女性が買い物をしたスーパーの監視カメラには怪しい人物が映っていないことから、家を出てからずっと狙われていたという訳でなないと断定。その東洋人がたまたま通ったバスに乗り込んだのを見た人がいたので、すぐにRATP(パリのメトロ・バス会社)に連絡し、防犯カメラの確認とバスの中に指紋が残っていないかの検査。残念ながら指紋の確認は出来なかったみたいだけど、バスの防犯カメラには、落ち着きない中国人がしっかり映ってたよ。ビックリだね。まだまだ全部のバスにはこのカメラは取り付けられてないらしいけど、アホ面してると大変だ。

その後、この中国人がパリ南部のメトロの駅で降りたのが防犯カメラに確認されていたので、その近辺の駅や警察署にカメラの映像を印刷した手配書が廻り、結局、数日後、駅員が見つけて逮捕となったのだった。警察の人が遺体を監察に出した後、旦那さんに事の次第を知らせていたのだが、何度経験しても一番嫌な瞬間だみたいなことを言っていた。それはそうだろう。いくら知らない人であっても突然の不幸な死を知らせるというのは楽な仕事ではなかろう。

あとは、身近なところで15区の事件。3階建てのマンションから男性が不審な飛び降り死というものだ。これは、細かい話は忘れちゃったのだが、この男性の友達という女性が警察に出頭して来て、犯人を知っているというようなことを言ったのだと思う。亡くなった男性は一流企業に勤めていて特に問題もなく、自殺をするような理由も見当たらなかったという。ただ、この出頭した女性を通して、彼女のダメ友達二人とチラッと顔を合わせる機会があったらしい。このダメ友達二人は、薬中毒でその金欲しさにこの真面目な会社員の金を狙おうと思ったらしく、突然会社員の家を訪れ、脅したうえ、カードを盗み、一人が早速近所のATMで金を引き出している間に、もう一人が窓から突き落としたらしい。恐ろしい話ではないか。ATMの防犯カメラにはご丁寧にフードを被って顔を隠した男が急いで金を引き出しているのが映っていた。

夫が、この事件があったところは家からそんなに遠くないはずだという。少し廻りの風景も映っていたのだが、私的には見ていて”あっ、これはあそこだ!”とピンとくるものはなかった。これも、やっぱり亡くなった会社員の父親に”犯人が見つかりました”と電話していたが、父親が静かに”もう見つかりましたか、素早い対応ありがとう”みたいなことを言っていたのが印象的だった。まさか自分の息子がこんなダメ人間に殺されるなんて思ってもみなかったであろう。

と言う訳で、普段ニュースではあまり聞かないようなものをじっくり見ることが出来てなかなか興味深かった。パリではこんな事件が毎日ありすぎて、いちいちニュースで深く取り上げないというのを前に聞いたことがあり、”は~、怖い街だな~”と思ったものだ。

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