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暑いな。

Sardine_1 田舎での夏休みもあっという間に終わってしまい、又常夏のパリで赤子とサシの生活である。赤子もおかげさまで日々成長し、最近のブームは、こぶしをにぎりしめた片手(ほとんどが右)を振りかざし、一人ニャっとすることである。何故か片手だけ振り回すので面白い。革命を起こしそうな勢いなので、何となく”チェ(ゲバラ)”と呼んでいるが返事はまだ出来ないのが残念だ。

さて、夏休みの話しに戻るのだが、夫の実家では気を使うし、つまらない自慢話も興味深げに聞かなくてはならないし、見たくもないテレビ番組を家族で揃って見なくてはならないし、夜中赤子に起こされるからと昼間に居間でゴロっとだらしなく横になることも出来ないし、ピーナツをボリボリと食べることも出来ないし、って考えたら何も楽しいことなどないではないか。

いやいや、何より田舎は空気が美味しい。赤子の健康にも良いだろう。乳母車で散歩するのも楽である。大体めったに人とすれ違うことはなく、あるとすれば巨大なトラクターや、聞いたことも見たこともないような畑で使う”働くくるま”の類である。パリで慣れない乳母車を押し、歩道と車道の段差がそのまま通過出来るのかどうかの見極めに頭を悩ませたり、カフェのテラスで楽しげに談笑する人の椅子の足にぶつからない様にドギマギしながら通過する必要もないのが有難い。

それより何より、なけなしの金で1サンチームでも安いものを買い(大げさか)、毎日マンネリなメニューにならないよう昼夜の献立を必死に考えなくて済むのが一番有難い。夫の母が買い物もし、メニューも考えて作ってくれるのであるから。お運びと片付け物だけ参加すれば良いのであるから本当に楽チンだ。

この”毎日の献立”だが、少なくとも”金は十分あるんだけど、メニューのアイデアがないのよね~”か、”予算が少なくても、私には料理の才能があるから大丈夫”のどちらかにしてもらいたい。私の様に金もなく知恵もなく、料理の腕もないとなると救いようがないではないか。夫は”きっとこいつは、俺が会社に行った後は日本のテレビ番組を録画したDVDをつけっぱなしにして、寝そべってピーナツでもむさぼっていて、自分が帰る少し前になると急に忙しそうにしているんだから、食事の支度くらい何てことないだろう”と思っているふしがあるが、(そしてそれは全く間違っている訳でもないのだが)食事の献立決めというのは非常に面倒なのだ。昔よく母親が夜ご飯を食べてる時に既に”明日何食べたい?”という質問を弟と私にしていたのを思い出す。一度”これを作ろう!”と決めれば後は早いのだが、決めるまでが辛い道のりなのである。さらに月末などは、食べたいものがはっきりしていても、予算がそれを許さないので残念ながら却下などという悲しいこともあるのだ。

Sardine_2 今回、夫の実家でご馳走になったものの中で一番のヒットだったのが、サバとイワシのバーベキューというか、塩焼きであった。カルフールに別れを告げてから(そんな大げさなものではないが)、なかなか青魚を食べる機会がなかったのだが、オリーブオイルを薄く塗り軽く塩コショウしただけの魚の美味かったこと。出来ればご飯と食べたかったが、そこまでの贅沢は言うまい。夏の風物詩・庭でのバーベキューで食べるものは大抵、肉とトマトなどの野菜を交互に串刺しにしたものや、鳥の丸焼きだったり、好物のアンドゥイエットだったするのだが、魚は断然目新しく、それに日本の炭焼きの様に脂が適度に落ちるのせいなのか非常に美味しかったのである。

パリに戻り、また朝から”今日は何作ろうかな~”、”冷蔵庫に何があったっけ?”などと頭を悩ませる日々である。皆様の夏休みはどうでしたか?まだ夏休み真っ盛りの人も多いのでしょうね。。。

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