« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

新学期。

Vache 夫の実家訪問第二弾は、非常に疲れた。義姉の長男が1ヶ月近く滞在しているので夫の両親もクタクタなのだ。それに引越しの準備にと色々忙しい感満載で、”何だか邪魔しに来てしまったようだ。。。”と思わされることしきりであった。それでもこの先当分会えないだろうから、”行かずに後悔するより行っておいて良かったのだ。”と思う方がマシと考えることにして早く忘れることにした。

長いようで短かった夏のバカンスもいよいよ終わりが近づいてきた。もう8月も終るのだ。人気の少ない涼しいパリを満喫したのは本当に良かった。これから来る恐ろしく長い冬を過ごす前の思い出作り(笑)とでも言うのだろうか。しかし、先週辺りからもう公園に行っても、車を停める場所を探しても人が沢山で既にウンザリである。次の長いバカンスは、クリスマスの休みだけど、もうその頃は、寒くて外に出る気もしないだろうなぁ。

今週から待ちに待った託児所が再開する。娘とサシのこの一ヶ月間、発狂しそうになったことが数回いや、数十回だろうか。日に日に知恵がついてきて、いたずらもなかなか手の込んだことをするし、私の顔色を伺いながら、どこまでやっていいのか試している風でもある。一年前は、まだまだ一箇所に留まってじっとしていた赤子だったと言うのにだ。。。

この9月からは、託児所でも赤ちゃんクラスからちびっ子クラスに進級するというので、私もドキドキだ。赤ちゃんクラスでは、二人の先生が最高で5人の赤ちゃんを見ていてくれていたので、わりと何でもがさつでいい加減なこの国と言えども、結構きめ細やかに世話してもらっていた様なのだが、今度はそうは行かないらしい。何しろ子供の数も増えるし、先生も赤ちゃんクラスの様に何か何まで手取り足取りということでもないだろう。まだ一人でスプーンとフォークを使いこなしてご飯を食べるには程遠い我が子は大丈夫なのだろうか。などと不安はつきないのだが、まぁ、これも仕方ない。同じアパートの日本人の人のお子さんは、幼稚園に通い始めるという。これも大変そうだ。会うたびに、トイレトレーニングの話しになる。幼稚園となれば託児所のぬるま湯的雰囲気とはまた違うだろうし、やっぱり心配事は色々つきないものだ。

本当に一ヶ月ずっと離れることなく一緒だった我が子と私を心配していた夫が今日”一人で出かけてくれば?”と提案してくれた。というか、きっと夫も一人になりたかったのだろう。毎年この時期は休みをとる同僚のカバーまでしなくてはならないので仕事が忙しくてあまり休みという休みもなかったのだ。たまの休みもこの狭い家で私と子供がガサガサしていれば落ち着こうと思っても難しい話だ。という訳で、久しぶりにbellevilleへ行き、再び麻婆豆腐と野菜チャーハンを満喫し、お土産に肉まんと油揚げを買って帰った幸せな一日であった。いや~、新学期、頑張らないとね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ぼやき。

何か毎日涼しい日が続いており、8月半ばとはとても思えない感じだ。今日などは、天気予報で見たのでわかってはいたのだが、無理やり公園に行ったらやっぱりにわか雨に降られ、ずぶぬれ状態での帰宅となってしまった。

子供を託児所に通わせる前は、心配ばかりだったのだが、今となってはこの8月のバカンスがうっとうしいことこの上ない。子供と一日、一週間、ず~っと一緒というのは精神的に疲れるな、やっぱり。子供にとってもイライラした母に怒られてばかりいるより、たまには託児所で同じくらいの年の子らと遊ぶ方が楽しいに違いないだろう。

”今この瞬間を我が子と共に過ごせることに感謝しなくては”と思いながらも、やっぱり”え~、さっき片付けた引き出しの中身をまた出してる~”、”今畳んだ洗濯物が何故床に散らばってるの~”、”また抱っこ~?さっきしたじゃんよ~、歌も一緒に歌ったし~”等々のイライラの繰り返しだ。そして、時々”あ~日本に行って、廻るスシやで腹いっぱい食べたいな~”と考えながら、あっという間に一日が終るのだ。寂しいなぁ、何か。

とは言え、笑わせられることも多い。最近、’パパ’と言うのがブームになっている我が子は、どうもパパの意味がわかってないらしい。男の人だったらパパと言ってるのか?と思ったのだが、どうもそうでもないらしい。本屋の脇に張ってあった雑誌の宣伝に出ているサルコジを指差してパパ、パパと連呼するので慌てて周りに人がいないかを確認したり、先日は、中華スーパーで買った麻婆豆腐の素の箱に書かれていた中国料理人の絵を指差してパパと何度も言っていた。私はつい笑ってしまうのだが、夫はかなり衝撃を受けていた。

明日から週末までまた夫の両親の家に行くことになった。実は、夫の両親は今の家を売り、とうとう夢の島(笑)、コルシカ島に引っ越すことになったのだ。毎年バカンスはコルシカで過ごすこと10年強、いつかはそんなことを言い出すのかもとも思っていた。それでも私にしてみれば”何故今更?”という奇妙なタイミングで死ぬまで住むつもりでいたブルゴーニュの家を離れるという大きな決断をした夫の両親には、これで当分会えなくなるだろう。大体私の両親も日本という島にいるというのに、夫の両親までわざわざ私達から遠ざかるのだ。まぁ、それは彼らの決めることだから私には何を言うつもりもないけれど。そんな訳で引越し前にお別れに行くということなのだ。なんだか寒いので田舎に行ってもすることもなさそうなのだが。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏だ!海だ!

Le_treport_1 パリから日帰りで海に行く場合、まず思いつくのがdeauville、その隣町のtrouvilleだろう。夏休みに入り路上駐車の車もぐっと減り、貧乏暇なしバカンスなしの我が家は、車で近場に出かけるチャンス到来と言う訳だ。帰宅した時に空いている駐車場所を延々と探し続ける手間が省ける。

deauvilleでも良かったのだが、今回は、夫が去年だか仕事の関係でたまたま行ったというle treportという町を訪れることになった。夫の話では、美味いグレックサンドイッチ屋(笑)があり、人が大変少なく、断崖絶壁が脇にあり、石がごろごろした海岸ということであった。それは、何だかノルマンディ地方ではなく、ブルターニュの荒々しく寂れた海っぽい感じではないか。いかにもB級な夫が好きそうなビーチだ。最近買ったミシュラン緑のガイドブックを見るとギリギリでノルマンディ地方、すぐ隣はもうピカルディ地方である。

Le_treport_2 お金持ちが沢山いるdeauvilleと違い、高速道路で行き先地まで!という訳にはいかない。途中からは国道をノンビリ走るのだが、運転していない私としては、それはそれでまたガイドブックには載っていない様な小さな村を見る事が出来て嬉しかったりする。

そんなこんなで、ほぼ人のいない国道を走り、現地に到着したのだが何とこの町に入った途端、どこにこれ程の車がいたのかと言うほどの大渋滞である。公営魚市場脇にある駐車場しか車を止めるスペースがないらしく、全員がそこを目指し尚且つ狭い駐車場内で空いている場所を探してグルグルしている状態なのだ。どうも誰も入庫数と出庫数を計算していないらしい。空きもないのにどんどん駐車券を発見しているようだ。仕方なく白枠のないところに止めた周りにさらに車を止められて出られなくなっている人もいる始末。

何とか駐車スペースを見つけ、腹がぺこぺこなのでとりあえず子供に先に食べさせてから、噂の(笑)サンドイッチ屋に行くことにする。せっかく海に来たのだから海の幸を食べたいのは山々であるが、子連れでレストランはやはり厳しい。美味しいものを食べるのに子供に気をとられて集中できないのも嫌なので、ここは割り切ることに。サンドイッチ屋は、予想に反して大繁盛であった。夫が何度も”自分が来た時は人っ子一人いなくて、皆で寂しくここで(パリでもいくらでも食べられる)グレックサンドイッチを食べたんだけど。。。なんでこんなに人がいるんだろう?”と繰り返し言っていた。ただ、私達が行ったのは、かなり暑い海水浴日和の日曜日だったので、この混雑状態だったのであり、平日はもう少し人がすくないのかもしれない。それともう一つ後でわかったのだが、夏のお祭り的な感じで船のレースみたいなものが午後から開催されており、観光客だけでなく近隣の住民が集っていたのもあったらしい。

サンドイッチ屋は、眉毛の太いトルコ人らしき少年とその両親という感じの家族経営であったが、何しろ人がひっきりなしに来る上に、持ち帰りの客もてんこ盛りで、散々待った挙句に”注文を書いた紙をなくしちゃいました。ごめんね”と眉毛兄が言ってきた。確かにあまりにも遅いので、まだ羊をさばいているところか、注文忘れているんだろうなと思った頃であった。それでも、パリと変わらぬ、いや、微妙に安いくらいで非常に美味しかったので良しとする。

それにしても、どうしてこの海の見える観光地で、わざわざ高カロリーのビールとフライドポテトさらに羊肉のサンドイッチなんてものを食べる客、しかも女性客がかなりの割合でいるのかと疑問に思っていたら、夫曰く、フランス北部の人々が来るのではないかと。確かに一理ある。私は行った事はないのだけれど、あっちの人はベルギーの様に二度揚げの芋やビールが大好物というではないか。それから町を散策したときにレストランのメニューを見てもかなり庶民的な値段であった。deauvilleなんかに比べたら屁みたいな感じだ。同じノルマンディと言えども、客層が違うと言うことが良くわかっている。肩肘張らずに楽しめる観光地と言う感じで非常に気に入った。

その後、折角なので海岸にも言ってみたが、何しろ脇の断崖絶壁がすごい迫力だ。エトルタの風景に似ている。そして、本当に夫が言っていたように碁石のようなデカい石がゴロゴロしている。ビーサンなんかで歩こうとしたらビーサンが破れるか、足首をグネるかのどちらかだ。皆無理やりタオルを引いて寝そべっているがかなりの指圧効果が期待されるのではなかろうか。こんな海岸みたことないので、かなり面白かった。海岸の端には年間賃貸なんだろう、小さな海の家っぽい掘っ立て小屋を借りている家族らがくつろいでいていい感じだ。

断崖絶壁の上まで無料のケーブルカーがあり、是非乗って海を見下ろしてみたかったのだが、夫があまり帰るのが遅くなるとパリに着く辺りで渋滞するから。。。とモニャモニャ言い出したので、残念だが次回来た時に乗ろうということになった。高速道路が最後までなくて多少時間がかかるのが面倒だが、平日に来れば穴場に違いない海岸だ。とは言え夏休みのこの時期は、毎日人で一杯だろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

海外。

あ~、またウカウカしてたら月が変わってしまった。8月と言えば夏真っ只中(笑)ではないか。

午後は、いつもの様に公園に行ってきた。ここの所、それ程暑くはないのだが日差しが妙に強くて、すっかり土方焼けしている太い二の腕とビーサン焼けをした薄汚い素足をさらしながらである。細かいことを気にせずに外をウロチョロ出来るのが、知り合いの少ない海外暮らしでの数少ない利点だ。とは言え、まるで日本で生活しているかのように、しっかり化粧をして服装もちゃんとしている日本人の人もいるのでそれはそれで素晴らしいとは思うのだが。

ドンっ!と何度も豪快にしりもちをつきながら、意識が遠のくようなスピードでヨロヨロ歩きをする我が子に付き合っていたらすっかり疲れた。まさに育児とは忍耐の連続なのである。公園の入り口から遊具のあるところまで行くのに相手のペースに合わせていたら晩御飯の時間はとっくに過ぎそうな勢いだ。最近は、生意気になって公園の遊具で遊ぶより乳母車を必死に押すのがお気に入りらしいので、なるべく本人のやる気(?)を尊重してやりたいのだが、それにも限度というものがある。

そのトロトロ歩きの最中、どうしてもから揚げが食べたいという衝動に駆られた。我が子は一歩一歩を踏み出すのに必死だというのに不謹慎であるが、仕方ない。大人は色々考えることがあるのだ。今日は夫が仕事で遅くなるので久しぶりに一人でゆっくり晩御飯が食べられるとウキウキしていて、実は朝からずっと何を食べるか考えていたのである。出張などのあるオサレな仕事をしているわけでもない夫がいない夜というのは実に珍しいので、私にとってはかなり嬉しいのだ。勢い余って変なものを食べて後悔してもいけない。次にいつそんなチャンスが来るかわからないのだから。から揚げというのは、以前に中国スーパー陳氏兄弟で買って食べたら意外と美味かったという、味の素の冷凍食品のものだ。”よし、これを一人で何個も食べてやる!”と思い立ったら、もうそのことばかり考えてしまっている。

帰り道、早速スーパーに寄ったのだが良く考えたら現金をあまり持っていない。カードで払えるのは10ユーロからだっただろうか。どうしよう、この月末の金のない時に、から揚げ以外にいらないものは買いたくないし。。。と貧乏臭いことを思いながら冷凍食品の売り場に行ってみた。売り場に書いてある金額を確認したあとに自分の財布の小銭を数えたら何とから揚げの値段ぴったりの4.95ユーロであった。こんな偶然もあるのだろうか。

”このから揚げを買うために、家にあるお金を洗いざらい持ってきました、私”的な貧しい感じをかもし出しつつレジで支払いを済ませ、レジの中国人に”クソっ、小銭を全部レジにしまうのが面倒くさいんだよ”的な舌打ちをされても我関せぬ顔をしていた時に、もう一度”あ~、ここが海外でよかった。”とつくづく思ったのだった。っていうか、大体日本だったらもっと現金持ち歩いてるよな、普通。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »