旅行・地域

コルシカレポ

Corse_1 Corse_3 コルシカレポートまだ書いてなかったんだ。もう既に遠い昔のことになってしまったな~。

私達夫婦の仲は非常に悪いのだが、旅行の際の天気運ときたら本当に良くて、今回も天気に本当に恵まれて有難い限りでした。毎日暖かく、というか4月だというのに海で水遊び(足をぬらす程度ね、さすがに)が出来るほど暑く、そして太陽は、ジリジリする光を出し続けるCorse_4 本土のそれとは全くの別物。お陰で首周りと足のビーサン焼けがすごいことに。毎日そんな感じで、帰る当日初めて雨に降られ、でもまぁそれは、空港の駐車場から空港の入り口までと、飛行機の搭乗口からテロップ(って言うの?)まで歩く間だけの話しなので別に困ったこともなく、本当に今回もやはり天気だけは。。。ということでありました。翌日からはずっと肌寒く雨が降ったりする日も多かったようだし。

とにかく景色が素晴らしく、海でも山でも目を奪われるという感じで、それだけでも”あ~来た価値があった”、そして”あ~また来て今度は違うところに行って見たい”と思わされる何かがあり、夫の両親が毎年行くたびにどんどんはまったというのも分からなくもないか、というのが率直な感想でありました。

ただ、たとえ2ヶ月間だとしてもバカンスで行くのとそこに定住するのとは全くの別物であるわけで、私個人的には、パリの暮しを投げ打ってでも住んでみてぇ~!と言うほどでもないかと。というのも、これまた率直な感想であります。何故ならば何か違和感と言うか居心地の悪さと言うか、そんなものをそこかしこに感じたもので。それは、私がアジア人だから”白人から差別されてるわ、キィー!”というのとは全く別もので、コルシカ島の人はコルシカ人(とあえて言ってみる)しか認めないという感覚が何となく伝わってくるんですねぇ~。どこへ行っても人は親切で、時には”犬の様な扱いを受ける”こともあるパリに比べたら感じはすこぶる良いのですが、外地の人間を心の奥底で拒絶するオーラが出てるというか。たった2週間ごときで何がわかるか!とお思いかもしれませんが、やはり夫も同じ事を感じていたようで。だからこそなおさら夫の両親は良くここで骨をうずめる覚悟をしたもんだ。。。とつくづく思ったものでした。本土の人間は嫌い、かといってイタリアも嫌い、俺達コルシカ人!という何か強烈なアイデンティティーがちょっと疲れそうというか、何と言うか。

それでも、やはり次回また行くのが楽しみであります。豚肉やチーズなど、食事も美味しいしね。ちょっと面倒なのが、車がないとどこに行くにも本当に不便であるということ。夫の両親の家から一番近い海岸までは、20分ほどなのですが、もの凄い勢いで走る車がワンサカ通る国道沿いをいつ轢かれるかとドギマギしつつ一生懸命歩いていかなくてはならなくて、かなり面倒です。反対側に渡るのも決死の覚悟だし、トラックなんかが通ればこんな巨大な私でも吹き飛ばされそうになるしで、何かの罰ゲーム?とでも聞きたくなるレベルなのです。

今回は、夫の両親の家のあるバスチア付近や、コルス岬という海沿い北部、バスチアから海沿いに最南端のボニファッチまで見てきました。海沿いの国道はまだしも、内陸部はかなりうねったり、上ったり、下ったりで、道も激しいそうで、車酔いする我が子と共に行く事が出来るのはいつのことになるやら。。。という感じです。子供が楽しめるところは海くらいしかないというのは本当で、本来は、トレッキングしに来る人が多いみたいですね。私は、そういう疲れるのはイヤですが。次回は、是非ボニファッチから出ているイタリア・サルデーニャ島に行くというフェリー(写真上)に乗りイタリア観光もしてみたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏だ!海だ!

Le_treport_1 パリから日帰りで海に行く場合、まず思いつくのがdeauville、その隣町のtrouvilleだろう。夏休みに入り路上駐車の車もぐっと減り、貧乏暇なしバカンスなしの我が家は、車で近場に出かけるチャンス到来と言う訳だ。帰宅した時に空いている駐車場所を延々と探し続ける手間が省ける。

deauvilleでも良かったのだが、今回は、夫が去年だか仕事の関係でたまたま行ったというle treportという町を訪れることになった。夫の話では、美味いグレックサンドイッチ屋(笑)があり、人が大変少なく、断崖絶壁が脇にあり、石がごろごろした海岸ということであった。それは、何だかノルマンディ地方ではなく、ブルターニュの荒々しく寂れた海っぽい感じではないか。いかにもB級な夫が好きそうなビーチだ。最近買ったミシュラン緑のガイドブックを見るとギリギリでノルマンディ地方、すぐ隣はもうピカルディ地方である。

Le_treport_2 お金持ちが沢山いるdeauvilleと違い、高速道路で行き先地まで!という訳にはいかない。途中からは国道をノンビリ走るのだが、運転していない私としては、それはそれでまたガイドブックには載っていない様な小さな村を見る事が出来て嬉しかったりする。

そんなこんなで、ほぼ人のいない国道を走り、現地に到着したのだが何とこの町に入った途端、どこにこれ程の車がいたのかと言うほどの大渋滞である。公営魚市場脇にある駐車場しか車を止めるスペースがないらしく、全員がそこを目指し尚且つ狭い駐車場内で空いている場所を探してグルグルしている状態なのだ。どうも誰も入庫数と出庫数を計算していないらしい。空きもないのにどんどん駐車券を発見しているようだ。仕方なく白枠のないところに止めた周りにさらに車を止められて出られなくなっている人もいる始末。

何とか駐車スペースを見つけ、腹がぺこぺこなのでとりあえず子供に先に食べさせてから、噂の(笑)サンドイッチ屋に行くことにする。せっかく海に来たのだから海の幸を食べたいのは山々であるが、子連れでレストランはやはり厳しい。美味しいものを食べるのに子供に気をとられて集中できないのも嫌なので、ここは割り切ることに。サンドイッチ屋は、予想に反して大繁盛であった。夫が何度も”自分が来た時は人っ子一人いなくて、皆で寂しくここで(パリでもいくらでも食べられる)グレックサンドイッチを食べたんだけど。。。なんでこんなに人がいるんだろう?”と繰り返し言っていた。ただ、私達が行ったのは、かなり暑い海水浴日和の日曜日だったので、この混雑状態だったのであり、平日はもう少し人がすくないのかもしれない。それともう一つ後でわかったのだが、夏のお祭り的な感じで船のレースみたいなものが午後から開催されており、観光客だけでなく近隣の住民が集っていたのもあったらしい。

サンドイッチ屋は、眉毛の太いトルコ人らしき少年とその両親という感じの家族経営であったが、何しろ人がひっきりなしに来る上に、持ち帰りの客もてんこ盛りで、散々待った挙句に”注文を書いた紙をなくしちゃいました。ごめんね”と眉毛兄が言ってきた。確かにあまりにも遅いので、まだ羊をさばいているところか、注文忘れているんだろうなと思った頃であった。それでも、パリと変わらぬ、いや、微妙に安いくらいで非常に美味しかったので良しとする。

それにしても、どうしてこの海の見える観光地で、わざわざ高カロリーのビールとフライドポテトさらに羊肉のサンドイッチなんてものを食べる客、しかも女性客がかなりの割合でいるのかと疑問に思っていたら、夫曰く、フランス北部の人々が来るのではないかと。確かに一理ある。私は行った事はないのだけれど、あっちの人はベルギーの様に二度揚げの芋やビールが大好物というではないか。それから町を散策したときにレストランのメニューを見てもかなり庶民的な値段であった。deauvilleなんかに比べたら屁みたいな感じだ。同じノルマンディと言えども、客層が違うと言うことが良くわかっている。肩肘張らずに楽しめる観光地と言う感じで非常に気に入った。

その後、折角なので海岸にも言ってみたが、何しろ脇の断崖絶壁がすごい迫力だ。エトルタの風景に似ている。そして、本当に夫が言っていたように碁石のようなデカい石がゴロゴロしている。ビーサンなんかで歩こうとしたらビーサンが破れるか、足首をグネるかのどちらかだ。皆無理やりタオルを引いて寝そべっているがかなりの指圧効果が期待されるのではなかろうか。こんな海岸みたことないので、かなり面白かった。海岸の端には年間賃貸なんだろう、小さな海の家っぽい掘っ立て小屋を借りている家族らがくつろいでいていい感じだ。

断崖絶壁の上まで無料のケーブルカーがあり、是非乗って海を見下ろしてみたかったのだが、夫があまり帰るのが遅くなるとパリに着く辺りで渋滞するから。。。とモニャモニャ言い出したので、残念だが次回来た時に乗ろうということになった。高速道路が最後までなくて多少時間がかかるのが面倒だが、平日に来れば穴場に違いない海岸だ。とは言え夏休みのこの時期は、毎日人で一杯だろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

思い立ったら。。。

Deauville Trouville_1

色々と嫌なことや面倒なことがあり、気分転換をしたくなった。そんな訳で火曜日にふと思い立ってdeauvilleへ行くことにした。車で行くのは久しぶりだったのだが、気軽に”海へ行こうぜ(笑)”と言ってみても、途中のドライブインでサンドイッチを食べたり、授乳をしたり、おむつを替えたりと、ドタバタしていると1時間くらい経ってしまい、結局パリから3時間ほどで到着である。

実家から鎌倉の海に行くのに比べたら鬼の様に遠いではないか。いや、制限速度ギリギリで高速道路を突っ走り、ドライブインで”何かここでしか買えない変な土産物はないのか”などと意味もなくウロウロしたりしなければ、2時間ほどで着くのだろう。

Trouville_2

この日は天気も良く、寒くもなく暑くもなくで非常に有難い気候であった。昨年結婚記念日ということで来てから約1年半ぶりである。”今回は夫だけではなく、赤子がいる”というのが、何だか人生の流れを感じさせるな~と一人ドラマな気分で海を眺めると嫌なことも忘れてしまえる気がした。やっぱり海はいいね。とつくづく思うのである。ただ、砂浜を乳母車を押してというのはやっぱり不可能で、波打ち際まで行くことは無理だった。でも、灯台もとから海に突き出た橋を渡ると砂浜を歩くことなく海の上まで来ることが出来、それはそれで楽しかったのである。赤子は初めて見た海をどう思ったのだろうか。

Miyage_1 今回は、海を見るのがメインであったので、勿論”レストランで海の幸を満喫”ということは最初から考えていなかった。大体赤子連れであるから、それもなかなか難しい。それでも、”折角来たんだから旅気分でカフェのテラスで飲み物かアイスクリームくらいは食べたいよね”ということで、良さ気なカフェを探し始めた途端に赤子が号泣し始めた。大体いつもこうなのだ。何かをする必要があるというタイミングで測ったように号泣するこの赤子、そんな能力は別のことに活かせよとつい思ってしまう。結局、乳母車内では号泣、夫と私でかわるがわる抱っこをせざるを得なくなり、カフェで~のはかない夢もあっという間に消え去ってしまった。まぁ、赤子にしてみればドライブ+波風に当たる+知らない土地を乳母車で連れまわされるということで疲れたのであろう。海を見てる間だけでも嬉しそうにしてただけで十分と思わなくてはならない。

Miyage_2 そんな訳でグルメ方面は諦め、腹いせに(笑)土産でも買うことにした。定番の絵葉書はすでにもう購入済みだ。trouvilleの観光事務所の前を通ると、ウインドウにsavignacのイラストが入ったグッズがいくつか展示されている。夫は、”売ってるわけないじゃん。飾りだよ、飾り”と威張っていたが、灰皿らしきものがどうも気になるので中に入ってみると、ちゃんと値段がつけられていて販売しているではないか。日本でも人気のポスターなんかも色々あったのだが、今更ポスターなど買ってみても張る場所もないし、画集はもう既に一冊買ったのがある。灰皿だと思っていた瀬戸物は、vide pocheという名前らしい。日本語では何と言うのだろうか、小銭や鍵などの細々としたポケットの中身をあけるトレー的なものであった。いくつか図柄があり迷ったのだが、trouville的なカモメの絵が入ったものにした。確か16ユーロとかそれくらいだったかな。安いものでもないのだが、食費にお金を使わなかった分、これくらい良いだろうと勝手に言い訳をしてみた。折角の瀬戸物、小銭などを入れて傷がついては不愉快なので、本来の使い方はせずに立て掛けて飾り物の様にしている。夫には”意味ないじゃん”と鼻で笑われたが、別にいいのだ。

それから去年もノルマンディー産のリンゴジャムやキャラメルなどを買った表通りから一本裏に入った道にある食料品やを覗く。相変わらずまるまるとしたおばさんが仕切っているようである。店の入り口で既にチーズの香りが鼻をつく。今回は、近々義姉の家に行くこともあり土産としてミニジャム3点セットを買ってみた。これがまたリンゴ+カルバドスなどの魅力的な土地物で3つで6ユーロは安いよねと自宅用にも買いたかったのだが、最後の1つとのことでそれはかなわず残念であった。その代わりに牛乳ジャムを購入。これも美味そうだ。こういうものは、辛い事があったときにそっと取り出して食べる非常食(笑)的なものなので、まだまだ開けることはないだろう。それから、食べ時のカマンベールを一つ。これは、本当にカマンベールなのか!と疑いたくなるほどの強い香りを放つ一品で美味しく頂いた。

今回は突然車で来た+赤子連れだったこともあり本当に慌しい滞在だったのだが、やっぱり1泊はしたいものだ。deauvilleも良いのだが、trouvilleはもっと良い。来年当たりはもう少しゆっくりと滞在出来るようになるのだろうか。それはそれで楽しみだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

HONFLEUR。

Honfleur 日曜は、前日に調べたバスの時刻表に合わせて午前中はTROUVILLEの市場、昼ちょっと前にHONFLEURへ移動することに。

バスの時刻表が結構わかりにくく、面倒なことこの上ない。DEAUVILLE・HONFLEUR間の往復でちょうど良い時間帯のバスを調べるだけなのに10分以上時刻表の前にひとり立ち尽くし、見たがっている他の旅行客に迷惑を掛ける夫。もちろん私は離れて他人面。

バスは、ひとり2ユーロでHONFLEURまで連れて行ってくれるのだが、ぱっと見たところ地元民は1名のみ、後は我々の様な謎の観光客カップル。しかもそのうちほぼ全員が帰りのバスも同じ、駄目押しは、パリに戻る電車内でも見かけたということで、我々はDEAUVILLE・TROUVILLEへ電車で来る観光客の定番ルートを回ったようである。20分弱の道のり、ノルマンディ風の可愛らしい家やリンゴ畑、ダラダラする牛などを見て心が和んできた頃、オンフルールへ到着。バスターミナルから街の中心に行く途中に観光事務所があるので、すかさず地図をもらう。天気がよく、ノルマンディー橋も結構はっきりと見える。

腹が減ってきたので、観光する前にレストランを探すことに。前に来た時に食べたカルバドス入りのトリップ(もつ)が美味しかったレストランを一生懸命思い出しながら探してみたが、どうもなくなってしまったらしい。街の中心となる小さな入り江の周りにあるレストランは、クレープの店が多い。それにテラスで食べるには日差しが強すぎる。

そんなわけで、観光ポイントの一つ、木造教会の周りにある何軒かのレストランで、メニューにトリップが入っており、(夫はトリップが嫌いなので)その土地らしいものが食べられるところというポイントで探すと、すぐに見つかった。前菜・メイン・チーズ・デザート全てで19ユーロ、それぞれ選択肢が鬼のようにある。家族経営+昼だけ近所のおばちゃんを雇ってます。的で家庭的なサービス。出てきた料理もどれも美味しく、これまた満足。

街中をぶらつくと、やはり画家の街、ギャラリーが多い。入り江から教会のあたりまで小高く登る小道をうろつき、土産やをひやかしたりしながら、夕方のバスの時間に。DEAUVILLEへ戻り、パリに戻る電車発車までは1分!という時間だったので、急いで電車に乗りこんであっという間の小旅行が終了。

*RESTAURANT LE CORSAIRE/Place Saint-Catherine 14600 Honfleur/tel 02 31 89 12 80

| | コメント (0) | トラックバック (0)

TROUVILLE SUR MER。

Trouville DEAUVILLEとTROUVILLEの街は、ベルギー橋という名のミニ橋でつながっており、簡単に行き来が出来て非常に便利である。

というのも、先にも書いたようにDEAUVILLEは金持ちの街、庶民的なものは皆無なのだが、TROUVILLEに来るとモノプリがあったり、サンドイッチ・グレッグの店も1軒ぽつんとあったりする。私個人的には、TROUVILLEの方が好きだが、もしこの街だけならそれはそれで退屈しそうであり、DEAUVILLEもあるから一粒で二度美味しい的なお得感を味わえるのではと考えたりする。

魚市場があるメインの大通りを一本裏に入ると、パリで言うST-MICHELの様にレストランやブラッスリー、カフェなどがギュウギュウに並ぶ通りがあり、とても活気があり歩いているだけで楽しくなる。土地のものを売る食料品も2、3軒あり、ウィンドウを見ながら土産に何を買おうかと迷い、気がついたら3度も往復していた。結局2軒目の、チーズがメインだがTROUVILLEのもの、ノルマンディのものを色々売ってます。みたいな店に入ってみた。カマンベールチーズを買いたいのは山々だが、この蒸しっぽさでは、持ち帰るのは不可能であろうと残念だが生物は最初から諦めることに。店に入ると食べごろチーズのせいかハエが沢山飛び交っている。美味そうなものがてんこ盛りだ。店主のばあちゃんお勧めの加糖なしのリンゴのジャムと、TROUVILLEの絵が書かれたダサい缶に入ったキャラメル。ばあちゃん曰く、”これは歯にくっつかないよ”というので即買いだ。そして、カルバドス風味のテリーヌ。この地方の名産、食後酒のカルバドスも買いたいが今買ったら持ち歩くのが面倒だ。何とか欲求をコントロールし、買い物も満喫し、一度ホテルに戻る。

Trouville_3 旅に出ると必ずその街の絵葉書を買うことにしている。葉書なら何枚か買ってもそれほど高くないし、重くて困るということもない。それにその土地に行かないと買う事が出来ないから貴重な感じもする。万が一撮った写真がパーになっても葉書があれば何とか風景は残せるのだ。そして、この国に来てからは、どの街にでもある観光事務所へ行き、街マップをもらったり見るべきポイントを教えてもらったりするようにしている。今回もTROUVILLEの観光事務所で地図を頼むと、裏が何とSAVIGNACのイラストになっているオサレな地図。もったいなくて使えない。夫には、”日本人にはSAVIGNACファン多いから、高く売れるよ、この地図。”と入れ知恵をする。私もこのじいさんのイラストが大好きで本だのポストカードだのを買ったりしていた。この街で亡くなったのだか、生まれたのだか、はたまた育ったのか忘れたが、街中にサヴィニャックのイラストがあって嬉しいばかりである。

夜は、予約しておりた海岸沿いにあるレストランで日が沈むのを見ながら、海の幸を満喫。二人で88ユーロというprix fixeのメニューをとったのだが、これがもう凄い量。食前酒に海の幸プレート(この日は、生牡蠣、エビ、手長エビ、カニ、ツブ貝、ハマグリ)、赤・白・ロゼのどれかを選べるフルボトル1本も付く。このあとはデザートだとばかり思っていたのだが、何とマーミットごとオーブンで焼かれた魚のスープが!ここでかなり腹がいっぱいになり、日も沈んできた。デザートは、アイスと書いてあったので、何とか食べられるだろうと思えば、バニラとストロベリーのアイスが2玉づつの上にさくらんぼのキルシュ(?)が掛けられ、さらに生クリームがてんこ盛りという鬼のようなパフェが登場。そして食後のコーヒーまでついており、88ユーロは高くないとつくづく実感。サービスもとっても感じがよく、おすすめのレストランであった。

*RESTAURANT LE VIVIER/Promenade des Planches 14360 Trouville/tel 02 31 98 15 53

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DEAUVILLE。

Barriere 土曜の朝、一泊二日の予定でドービル方面へ向けて出発。8時45分発だったかと思うが、とにかく早めの電車だった。そんな訳で、サン・ラザール駅に急いで向かう。この駅は、TGVの発着はなく、郊外電車にちょっと鼻くそをつけた程度の近場へ向かうヘボ列車ばかりなのだが、一応座席指定の予約が出来る列車もあるので、ビビリな私は勿論、事前に往復の席予約をしておいた。

途中3つだか4つの駅にとまり、2時間ほどで終点のDEAUVILLE-TROUVILLE駅に到着。いい天気だが、ちょっと蒸しっぽい。それほど鼻につんとくるような海臭さも感じない。前に付き合っていた男と初めて来たのが、もう5年くらい前になるのだろうか。ごころどころの記憶しか残ってないけど、駅前は何も変わっていない。というかもともと駅前は大して栄えてもない。軽くノスタルジーな気分をこっそりと満喫し、明日のオンフルールへのバスの時刻などを確認。とりあえず予約しておいたIBISへ荷物を預かってもらいにいく。ドービルと言えば、ホテル・ノルマンディとなるだろうが、やはりこの街はブルジョワの街。何でも高い。ホテルチェーンのIBISだって1泊で91ユーロもするのだ。でも、ここは駅から近くて本当に便利。

カバンを置いて身軽になったが昼飯を食べるにはまだ早いので、街をぶらついてみる。確かDEAUVILLEは土曜、TROUVILLEは日曜に市があったと記憶していたが、その通り。人がモリモリといる市場を見てみる。ノルマンディーということで(買って帰れはしないけど)魚屋さんを見るのを楽しみにしていたが、何と一軒も出ていない。となりのブルターニュでは、漁師が原油高騰にも関わらず税金は下がらないと長いこと漁にも出れず、ストをしているみたいだが、やはり売る魚などないということだろうか。八百屋はフランス産のいちごなんかがてんこ盛りで目においしい。パリよりも高いものも多いが、やはり日本人が日本産にこだわるように、ちょっとぐらい高くても確かなフランス産を!ということなのだろうか。

Deauville 夜にレストランを予約しており、また予算の都合もあるので、昼は簡単にサンドイッチを食べて済まし、海方面に出てみる。日差しが結構強くて、もう夏?という感じがしないでもないが、やはり水は冷たいので泳いでいるアホもいない。この海岸沿いには、バリエール一族(?)が経営するカジノだのホテルだのがてんこ盛り。金持ちのパリジャンがウヨウヨしているのだ。

カジノの脇を抜けると”ここはモンテーニュ通りか?”というようなミニ高級ブティック街がある。エルメスやヴィトン、ディオールにフェラガモと大抵のブランドは揃うようである。そして、ミニ百貨店・プランタンも外観を損なわないようにノルマンディ風建築でひっそりと存在している。これだけの店があるってことは、買う人がいるってことなんだろう。金の力って凄いよなとつくづく実感。庶民は庶民らしく、海岸で貝殻を拾い、喜んでホテルに持ち帰ったのであった。

*HOTEL IBIS, DEAUVILLE CENTRE/9, quai de la Marine 14800 Deauville/tel 02 31 14 50 00

| | コメント (0) | トラックバック (0)

週末。その2

Petit_chablis 天気予報では、”週末から今週水曜まではどこでも雨”というような話であった。そんな訳で、折角田舎に行っても、外をブラっと散歩出来るかどうか?という感じで期待はしていなかった。土曜は、レストランでゆっくりと食事をし、シャブリに立ち寄り(ここまで来ないと本屋がないので新聞も買えないのだ)、家に戻って少しすると早速雨が降ってきた。

家の前には大きな牛小屋があり、台所の窓から遠くに牛の群れが見えるのだが、雨が強くなるに連れて、それまでバラバラと散らばって草を食べていた牛たちが、一箇所に集まり、大きな木の下などに皆で集っているのがちょっとおかしかった。

日曜、この国では母の日だったので、フォアグラ&ソーテルヌ、そしてまだ雨が降りそうもなかったので、庭でバーベキューを堪能。やっぱり炭火で焼くと美味しさはまた格別である。たらふく食べてもう動けない状態になり、このままでは、やばい!夕飯が食べられない!と心配のしどころが違うと指摘されそうな心配をし、今まで行ったことのない森の方へ夫とちょこっと行ってみようということになった。一応傘も持ったのだが、まぁ、1時間ぐらいなら大丈夫だろうと軽い気持ちで森に入る。

森を抜けると一面のブドウ畑が広がりフランスらしい景色を味わう。ブドウ畑は激しい傾斜になっているのだが、その脇を上り下りすること数十分、かなり汗もかき、息苦しくなってきた頃、とうとう大粒の雨が降り出した。そのまま歩き続けていたが、かなり真剣に降り続いている。仕方なくブドウ畑を離れ、また森のある方へ急ぎ足で向かったのだが、あまりにも激しく降るので木の下にいても大して雨宿りにならない。その内に汗が乾いて寒くなって来たので、ずぶぬれ覚悟で歩き始めた。森を抜けるまで20分くらい歩いたのだろうか、今度はアブラナ畑の間を歩いていると、向こうの方から見覚えのある車が!夫の父が心配して探しに来てくれたのだった。

Par_autoroute 結局、雨は夜中まで降り続き、夕飯は庭でバーベキューではなく、家の中で食べることになったのだった。翌日月曜、夫は12時半ごろには仕事に向かわなくてはならないので、10時前には出発した。帰りがけには、バッテリーが上がった時に他の車とつなぐ洗濯バサミが先にくっついたコードみたいなのを土産にもらい、一安心。というか、”車の手入れも出来ない男なんていらないね!”と言ってやりたい気持ちで一杯であった。

高速道路でパリに近づいてくると、遠くからエッフェル塔が見える。ここを通ると”あぁ帰ってきたのね”と思うのだが、今度は車が急に増えて渋滞となる。この日は、それほどでもなかったが、いつもパリ環状道路に入るまでと入ってからが時間がかかり、そして地元に戻ると今度は車を泊めて置く場所を探すのこれまた時間がかかるのだ。こんな風に短い週末はあっという間に終わってしまった。夫の両親は6月中コルシカ島に行って来るので次に会うのはいつになるかわからないけど、毎回夫の実家に行くたびに自分の両親のことを考えてちょっと寂しくなったりする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

週末。その1

Fondant_au_chocolat 夫の実家へは、土曜の朝、車で出かけたのだが、早速ヘボハプニング発生。夫はゴミだしをしつつ新聞を買いに行くので先に降りて車で待っているというので、私はその間に身支度やら戸締りやらをして車へ向かった。夫は自慢げにフロントガラスなんかを磨いていたが、何故久しぶりにエンジンをかける(1ヶ月ぶりぐらい)というのにエンジンをまわして車を温め(?)ないのかと、軽く切れる。

何はともあれ、それでは出発。と乗り込むと何とエンジンがかからない。バッテリーが上がってしまっているのだ。さっさとエンジンをかけていれば、私が降りるまでの間に気がついていたのに!とさらに軽く切れる。だが、喧嘩をしても仕方ないので、とりあえずこの車のことを良く知っている夫の父に電話しろとアドバイスをする。こういう時におろおろする夫の姿を見たりして何だが気持ちが冷めてしまうのだ。気をつけなければ。

結局、どうにもならず、このあたりのガソリンスタンドかガレージを!とありったけの記憶をさぐりだし、近くのガソリンスタンドに行くが、車内掃除担当のおっちゃんしかおらず、もう一軒のガレージは土曜のせいか閉まっている。

イラつきながら一生懸命考えてみると、そういえば、シトロエンの大きな中古車センターみたいなのがあったのを思い出した。ただ、家の車はルノーなので、もしかしたら断られるかもしれないと思いながら、夫とはや歩きで行ってみると、メカ担当を探すから待っててと言われ待つこと数十分。まだカバーのついている新車に乗ったおっちゃんが到着し、私たちを乗せて現場に連れて行けという。見てもらうとやっぱりバッテリーが上がっていて、作業は5分ほどで済んだ。支払いはどうするのかと心配していると、おっちゃんが、”はい、おわり。10ユーロね。”という。私は5ユーロしか現金を持っておらず、これまた現金を持ち歩かない夫がたまたま5ユーロ札があり、何とか支払うことが出来た。請求書も何にもなかったので、そのままおっちゃんのポケットマネーになるのであろう。

そんなわけで出鼻をくじかれ、プリプリ状態で出発。2時間ほどで夫の実家には到着するのだが、到着早々、挨拶もそこそこに夫の両親の車でレストランに連れて行ってもらった。予約をしていてくれたらしく、私たちの到着が遅くなり、気をもんでいたようだ。先にも書いた夫の誕生日と結婚記念日のプレゼントとして招待してくれたらしい。田舎のレストランという感じで非常に感じの良いサービスと美味しい食事を堪能し、朝のイライラを忘れることが出来た。写真はデザートのフォンダン・オ・ショコラ。ほんのりと温かく、本当にとろける美味しさだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小さな村にて。その2

Poilly1 週末は、予定通り夫の両親の家を訪ねることになった。今回は、手の骨を折ったという義母を元気づけるだけでなく、ゴミため場状態となっていた家のミニ本棚を大きいものに買い換えるという目的もあり、前日は本棚を解体したりと結構面倒であった。到着後、昼ご飯を食べ早速家具やへ。パリでは聞いたことのないB級CONFORAMAというような感じの店だったが、やはりパリを離れると人は親切、色々迷ったが一般的な本棚を購入。その後は家に戻り、皆でダラダラとする。義母の手首には痛々しい縫い跡が見られ、やはり精神的にかなりダメージを受けている模様。

翌日、日曜は恒例CHABLISの朝市へ出かけ、生牡蠣(別にブルゴーニュで食べる必要もないのだが)、いつもの激ウマチーズ・シャオウス、サラミなどを購入。牡蠣は、パリで買う値段の約半分。仲買人を挟まず、産地直送だからこその価格らしい。そして、サラミも別にいらなかったのだが、ふと横を見たら夫がおらず、慌てて探すと、かなり後方のスタンドで試食中。近寄ってみると色々な味のものがあり、イースター特別価格(?)とのことで小さめのサラミが5本で10ユーロというではないか。夫はもう買う気満々なので、心の中では”5本も買ってサラミ祭りでもするのか?”と思ったが、何も言わないことにする。

Poilly_2_2 午後は、空は晴れているのに時々豪雨というような状態だったが、昨日からダラダラしっぱなしなので、夫が車を洗っている間、ひとりで村をぶらつくことにする。この村には、川が流れていて、夏は水浴びしたりピクニックしたりといい感じなのだが、別に特記しなくてはならないようなモニュメントなんかもなく、菜の花畑と牛がいるくらいのもので本当に観光客的な人は見かけたことはない。村にあった肉屋も閉店、パン屋も去年12月で閉店、よろず屋がたった1件あるのみになってしまった。フランスは、小さな村でも教会とパン屋だけは必ずあると誰かに聞いたような気がするが、確かにパン屋がないというのは痛いだろう。夫の両親が年老いて車に乗って買出しに行くことが出来なくなったら大変だろうなと思ったりする。それに、教会もあるにはあるが、コケが発生していたりして、かなり古い。修復するにも金がかかるし、そう簡単にはいかないのだろうけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小さな村にて。

クリスマスは自宅で過ごしたので、この土日は夫の実家へ行ってきました。ワインで有名なシャブリに程近い小さな村なのですが、仏人と結婚されている日本人女性が住んでいらしてびっくり。ゆっくりお茶でもしたかったのですが、親戚廻りもあって時間がとれず残念。レストランやら本屋やら、結構何でも日本の物があるパリにいても、かなりの頻度でイヤ気がさすというのに、100%仏人社会で暮らしてる日本人の方を見ると"すごいな~"と思ってしまいます。土曜の夜は、日頃なかなか口にすることのない肉だのワインだのを満喫、日曜はシャブリの市場をぶらついてみました。普段ケチっている分、大晦日用に張り切って(と言うほどでもありませんが)買い物。

*やはり基本のchablis 2006、でも1er cruですが。*そしてブルゴーニュに来たからには、かたつむり&アペリティフに最適なグジェール、チーズはシャオウス。

Chablis

大晦日もやはり自宅で過ごすので、これから一人寂しくメトロでカルフールまで買出しに行ってきます。早く行かないと閉まっちゃうよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)