食べ物

ジェラート。

近所の商店街に美味いジェラート屋が出来た。ギャラリーラファイエットメゾンの1階にあった(今もあるのかも)チェーン店だ。そうそう、6区のrue de fourにも確かあった気がする。名前が全然思い出せない。が、これも脳のトレーニングだと、一生懸命さっきから考えているのだが、実家のそばの駅前にスシローが新しく出来たというのをネットで見てからそのことばかり考えてしまって、ジェラート屋の名前は二の次になってしまっている。

以前、お寿司のマーチというベタな名前の店があって、非常に重宝していたのだが、何と悲しいことに閉店してしまった。実家の母が久しぶりに行ってみたら閉まってて、ビックリしたのと悲しいのと、昼飯食いっぱぐれて腹減ったの三重奏だったと悲しそうに電話で話していたのを思い出す。それくらい我が家にとっては衝撃的な出来事であった。夫も何度も行っており、ボタンを押して店員さんを呼びつけてビールを頼むのが一人で出来るというのが楽しみだったのだ。所詮、魚の味などわからないB級外人なのだから、100円回転寿司で十分だ。私も意外とツナ巻きだとかサラダ巻きだとか外道っぽいものが好きなのでそれで良いのである。というわけでマーチがつぶれてから、我々は回転寿司難民(笑)となってしまった。が、バスで約20分くらいだろうか、私は絶対に徒歩で行くことにしているが、かなり遠いよね、というレベルの距離の場所にかっぱ寿司が出来た。それからは、30分以上歩いた上に、店で散々待たされてもそこに行くことにしている。というか、それしか選択肢はないのだ。前回日本に帰った際にも勿論3回は行っている。あ~、またあのスシが食べたいな~。

というか、そんな話をしても”じゃ、明日辺り久しぶりに行ってみっか。”という訳にもいかないので話せば話すほど辛いだけだ。いい加減もうやめて今ジェラート屋の名前を調べてみたら、AMORINOだった。近所に出来た店は日曜も空いているのでもの凄い混雑だ。店の外まで沢山の人が並んでいる。ずっと気になっていたのだが、結構高いし、あんなに並んでまで買うのもな~、それにベビーカー押しながらそんな高級アイスを片手間に食べることの出来るような身分でもないし。でもハーゲンダッツより近いから行きやすいんだけど。。。などと色々考えていたのだが、先日ついに食べるチャンスが到来した。夫がベビーカーと一緒に外で待ってるから行って来いと言うのだ。

ここぞとばかりに並んで買った。いつもはマンゴなどのフルーツ系を食べるのだが、この日は何だかこってりしたものも食べたいな~なんて思ってみた。一番小さいコーンにしたのだが、ヨーグルトとマンゴとティラミスとヌテラの4候補からさらに絞りこむのが非常に難しい。田舎っぺ面をしてサービスしてくれたお姉さんにいくつまでフレーバーを選べるのかと言う基本的なことを聞いてみたら何と5種類まで選ぶ事が出来ると言う。お姉さんが手に握りしめているコーンは普通よりやや小さいくらいのもので、5種類どころか4種類でもてんこ盛り状態になり食べるのが大変なことになりそうだ。

結局ヨーグルトとティラミスにし、お姉さんは綺麗にアイスを盛ってくれた。早速食べ始めたのだが、やっぱりかなり味が混ざってしまう。ティラミスとマンゴなんていう組み合わせにしてたら混ざった部分が非常にマズそうだ。そう考えると私の選択はまあまあという所だろうか。夫は店の反対側のパン屋の前で待っていたのだが、思った以上に待たされたので不満顔であった。自分の横にあるMIKOなどの普通のアイスが売っている冷凍ケースを指差し、ここで買ってたら半分の値段ですぐに買えたのに。。。とバカにした顔で私に言うのであった。

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肉まんレポート。

Nikuman2 週二回とは言え、子供が託児所に行くようになり、私も徘徊する地域が以前の様に広がってきた。いつもは、乳母車を押してまでどこか遠くへ行く気にもならず、地元のいくつかある公園をうろつくのが精一杯だが、ここにきて、子供が生まれてから数える程しかない、”乳母車を押さず、一人で外を歩く”という機会が劇的に増えたのだ。これはどんどん利用しなくてはならないではないか。

やっぱり乳母車を押してないと、なんだか寒いのにコートを忘れたような、何とも言いがたい”何か忘れた感”があって最初は凄く変な感じだった。変な感じと言えば、”我が子を乳母車に入れてそれを押す私”と言うのも初めはてれくさいというか、いちいち”あ~、こんなダメ人間な私でも母になったのか、いやなってしまったのか。。。”などと感傷にひたったりしてなかなか馴染めないものがあった。

そんなこんなで、メトロも自由に乗れる貴重な時間を利用して、相変わらず食い意地の張っている私は、肉まんを買うため(だけ)に、3区の中華街へ行って来た。本当は以前にも書いた19区の中華街にある豆腐屋で、もうストックが切れてしまった油揚げの大量買いをしたかったのだが、往復すれば時間的に厳しいかなとあきらめ、それでも肉まんだけはどうしても食べたかったので、距離的に近い方を選んだのであった。

この3区の中華街は、中華街というより”中国人が沢山住んでるところ”という感じだ。とにかくフランス人を含む外国人(中国人以外)には全く開かれていないし、別に努力もしていない。住んでる中国人が必要なもの(スーパーとかレストランとか)がありますよ。という風なのだ。遠くに見える教会なんかを気にしなければ一瞬ここは中国かと思ってしまうような、こういう界隈を見ると、つくづく中国人っていうのはスゴいよな。。。と思ってしまう。

メトロで言うと3番線のarts et metiersという駅のそばになるのだが、肉まんは、駅から一番近い店で買うことにしている。初めて入って買ってみたら美味しかったので、別に疑問も持たずに毎回そこで買っている。すぐとなりにも同じ様な感じの、ケースに色々お惣菜が並べられていて、お持ち帰りもその場で食べることも出来ますが。。。という店があるのだけれど。ケースの上には、肉まんやら、おかゆに入れる何ていう名前なんだか油っこそうな揚げパンみたいのなんかが、大皿にてんこ盛りにされており、店に入る前に必ず肉まんがてんこ盛りにされているのを確認することにしている。

Nikuman1 最初は気付かず、そこにあるものを指差して買っていたのだが、実はちゃんとメニューが書いてあったことに今回気付いた。というのも、”肉まん下さい。”と頼んだら、”焼き”?”豚”?などと色々質問されたのだ。今まで買っていたのは、焼き豚まんだったらしい。とにかくこれが安くて美味い。一個60サンチームで、キャベツとひき肉とその他不明な野菜に程よく味付けされたあんがむっちり入っている。この値段でこの美味さは、感涙ものである。日本のコンビニで買う肉まんの半額程度ではないか。ただ、カレーまんとか、ピザまんとかそういう素敵なのはないけど。前に話した19区ベルビルの店の肉まんより油っこくなくて、私はこっちの方が好みだ。それに店のお姉さんにもフランス語も通じやすい気がする。

前に並んでいたアフリカ人のおばさんは、焼き餃子を2個、お持ち帰りであった。温めてもらってたので、私の様に店を出次第かぶりつくのであろう。今回、迷惑だろうなと思いながらダメ元で7個買った内の1個だけ温めてもらうことは可能かを頼んだら快く了承してくれた。フランスで生まれた世代の若い中国人は、対応も柔軟だ。メトロに乗る前に温めてもらった1つを食べ、夫にはあたかも最初から6個買ったかのように話しながら、その日は1つずつ食べ残りはお楽しみに冷凍しておいたのだった。今度時間があったら店内で他の料理も食べてみたいものである。いつ何時行っても結構な人が店内で食事しているのだ。

*CHEZ SHEN (すっごい発音しにくい店名だ!) / 39, RUE AU MAIRE 75003 PARIS

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えびめし。

Ebimeshi1 Ebimeshi2 今頃何だけど、頻繁に更新しないと記事が全部表示されないんだね、これ。怠けてちゃダメだってことだな。”これ、書こう!”と思うことは色々あるのだけれど、じっくり書く暇がなかなかなくて、その内に書こうと思っていたことを忘れてしまうことの繰り返しであります。芸人の様にネタ帳でも作れば良いのだろうか、いや、それ程スゴいブログでもないしな。

食欲がモリモリ盛り返してきたところで、久しぶりの食べ物ネタ。先日こちらで仲良くさせてもらっている神奈川県民友達から頂いた貴重なレトルト食品をご紹介。名前はずばり、”えびめし”、ご主人が岡山出身で”向こうのB級グルメなんだよ~”ということでした。頂いておいてB級と言うのは失礼なんだけど、何かこう、駄菓子や臭というか、一人でこっそり食べるもの臭がするクセになる味でした。

箱には、おたふく風のソースが一袋と、まさに日清カップヌードルに入っているエビと玉ねぎのみじん切りが入った袋が一袋、あとは、自分でご飯を用意するのみで色々何か買い足す必要がないのが有難い。ご飯を炒め、お湯で戻した乾燥エビ&玉ねぎとソースを絡めて完成という手順の簡単さも喜ばしい限り。見た目が茶色でギョッとしないでもないんだけど、食べてみるとかなりやみつきになる美味さ。彼女が言ってたけど、やはり広島とか岡山とかあっちの人はソースが好きというのがわかる気がしたなぁ。ソース食べてる。って感じしたもんね。

後日、彼女から卵を使うとソースのくどさが和らぐというアドバイスをもらい、2食入りだったので、2回目はオムライスの様に玉子焼きを乗せてみたら、ソース文化にあまり慣れていない関東人の私には、正に最適な濃度に。美味しかったけどこれは、きっと地元に行かないと買えないんだろうな~。

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引き続き豆腐。

ベルビルでGohanTofu麻婆豆腐を食べた後、これまた在仏日本人向け新聞・ボンズールに紹介されていた豆腐屋へ行ってみることにした。”油揚げが美味くて安い”というのを読みずっと気になっていたのだが、やっと自分で行ってみるチャンスが到来したのだ。いつも行く韓国人のお店にある”3枚入り油揚げ”が微妙に値上げされていて、”これが無くても死ぬ訳じゃないし、夫はどうせこれが何なのかもわからないんだし。”と買うのを我慢したところだったということもある。

記事によると、この店では黙っていると油揚げを死ぬほど袋に入れられると書いてあったので、やや緊張の面持ちで入店してみると、既に先客が二人。いずれも中国人である。写真に載っていた店主らしきおじさんの他に娘さんらしき若い女子もいて、その子が対応してくれた。ミニ厚揚げも美味しそうだったが、とりあえず豆腐を一丁と油揚げを買うことに。

油揚げは、イメージしていた日本の様な長方形のものではなく、小さなスティック状になっているものだった。袋から出しちゃうと油が凄いのでナイロンに入ったまま撮った写真でイメージがつかめるかな?お稲荷さんを作るのは無理だけど、味噌汁や炊き込みご飯の具にするには切りやすくて良いという感じの大きさである。店主のおじさんではなく娘さんが対応してくれたお陰(?)か、袋に揚げを入れては”これくらい?それとももう少し足す?”とこまめに聞いてくれたので、思った量を購入することが出来た。いくらだったかもう忘れちゃったけど、ナイロンの袋モリモリ一袋の油揚げと豆腐で3ユーロしなかったと思う。

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油揚げは、早速炊き込みご飯に使い、残りは冷凍庫に大事にしまうことに。最初はこの変なサイズに”え~っ”と思ったのだが、結構使い勝手が良いかもしれない。早速、炊飯器を持っていない私は鍋でインチキ炊き込みご飯を作ってみた。細かく切り油抜きをした揚げに、こちらでは結構どこでも買えるプルーロットという平茸(の一種?)を裂いたものを磨いだ米に乗っけるだけだ。味付けは醤油と酒と本だしという適当さ加減。本当はニンジンも入れたい所だが、すぐ腐らせてしまうのでニンジンの買い置きはしないことにしており、この日家には無かった。こんないい加減な炊き込みご飯でも、なかなか美味しくてこれはクセになりそうだ。油揚げはあと炊き込みご飯50回分位はありそうだし、毎日”今日買っておかないと、明日は買いに行かれないかもしれない!”病の私にとっては一安心である。

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肉まんと麻婆豆腐。

先々週のことだろうか、発作の様に”麻婆豆腐”が食べたくなった。”発作の様に”というか、もう先月辺りから”赤子が産まれたら、すぐには買いに来れないだろう。すぐには食べに来れないだろう。すぐには、すぐには。。。”と何だかもうこの世の終わりみたいに毎日今日が最後という刹那的な気分に支配されまくりなのである。そんなわけで、食べたい、買いたい、行きたいといった本能の欲求にはもう、”明日にしよう”だの、”来週でいいか”だのというノンビリしたことは言ってられず、”今日”、”今”、”NOW”!という切迫度なのである。というか自分で勝手にこの世の終わりと決め付けているだけなのだが。

麻婆豆腐と言えば、大分前に在仏日本人向けの新聞ニュースダイジェストに紹介されていたパリ北部の中華街・BELLEVILLEにある、温州料理のレストラン”温州正宗點心”である。記事を読んでからどうしても食べたくなり、切抜きを握り締めて夫と行って見たら、客の半数近くが日本人、注文時にも日本人とわかると店の兄さんから”麻婆豆腐?”と先に聞かれてしまうほど、おそらく日本人のほぼ全員が食べていた様子であった。恐るべし新聞の威力。店は非常に狭く、綺麗とは言いがたいのだが、いつでも沢山の人で大賑わいである。相席で隣の人にビッタリとくっつき、食器もプラスチック製で”レストラン”と呼ぶには程遠いのだが、料理は美味しかった。そして何よりも安いのだ。

フランス人ウケしようと多少ソフィスティケイトしようとする努力が見られる13区の中華街レストランに比べ、ここベルビルは”中国人以外は来られたら迷惑!”くらいな勢いなのでフランス語が必ずしも通じる訳でもなく、サービスというサービスもないのだが、価格もそれなりに安いのである。そして、ただでさえ狭いのに入り口のカウンターで肉まんや餃子のお持ち帰り販売をしているので、食事の席待ちの人+持ち帰りをするために入店する人とでカオスな状態になっている。”食事はゆっくりと楽しみたい”タイプの夫は、落ち着かずに嫌ゲな気分を露骨に出していたが、私は久しぶりに食べた花椒の効いた麻婆豆腐と肉まんに大満足であった。ただ”ダラダラとせずに食べたらすぐに席を立つ”的な店なのは確かである。

今回もその店に行きたかったのだが、店の前に行くとシャッターが降りていて”年次休暇のお知らせ”が貼られている。がっかりだ。この並びには何軒も温州料理の店があるので絶望することはないのだが、毎回同じ店に行っていて、その麻婆豆腐をイメージしすぎていたので困った。それに、仕方なく違う店に入ったら、”もの凄い油っこくて参った!”なんてことになったら怖いなというのもあった。ただもう13時半を過ぎており、腹もぺこぺこであった。ダメ元で何軒か手前の店に入る。どこでも一緒なのか、入り口にはお持ち帰りの肉まんやデザートが並べられているが、店内はかなり席が空いている。ちょっと嫌な予感がするが、空腹には勝てない。

私達のテーブルの担当のおばちゃんは、どうもフランス語が苦手らしい。注文しようとすると、”待て!”と命令形で言い大分経ってからイヤイヤ再登場である。肉まんと麻婆豆腐、ご飯を頼む。テーブルの隣には地下に降りる階段があり、料理人のおじさんらしき人が、肉まんをてんこ盛りにした大きなトレイを持っては登り、奥の調理場へ行くことの繰り返しをしている。ここでもやはり相当の人が肉まんを買いに来たり、私達のように店で食べたりしているらしい。運ばれる肉まんの数と言えばもの凄い量であった。

早速登場した肉まんは、80サンチームという値段の割に良く味のついた豚挽き肉と葱がたっぷりの一品で、温州正宗點心の肉まんに比べると脂っこさが少なくて非常に美味しかった。夫が止めなければもう一つ食べてしまい後の料理が食べられなくなるところだった。(その代わり、帰るときにお持ち帰りで2つ買い、冷凍しておいたのを昨日食べたのだ。)麻婆豆腐は、まずくはなかったのだがやはりもう一軒の店の方が美味しかった。

写真が全然なくてごめんなさい。食べることに必死だったらしくて、自分でも何も撮らなかったことにビックリ。レシートを見ると、肉まんは、80サンチーム(店内でも持ち帰りでも同じ値段らしい)、麻婆豆腐は5.50ユーロであった。

*WEN ZHOU MEIL SHILIN / 16, Rue de Belleville 75020 Paris / 01 47 97 70 01

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塩。

Sel_1 今週は非常に天気が悪いし、寒いではないか。外出時には、すっかり仕舞いこんでいたブルゾンを着込まなくては凍死しそうな勢いだ。”こんな日が続くときには、家でどら焼き&読書三昧だ!”などと言って、ダラけるだけダラけ、食べたいだけ食べていたら、今日の検診では恐ろしいことになっていた。

つい先週、自宅で体重を測った時には、プラマイ0だったので、すっかりいい気になり、どら焼きだけでなく、ピーナツなどもこっそり食べており、外は天気が悪く、腹も重くなり動きが鈍くなったこともあり、大して散歩をすることもなく、暇さえあればソファーにころがっていた結果が、3kg増である。今まで何とか夕方には近所をうろつく様に自分に課していた最低限の散歩もサボっていたせいで、天罰が下ったのだ。しかも今日の検診は朝一の8時45分という私的には非常に早い時間で、遅刻しないよう緊張して良く眠れないまま到着したせいか、看護婦さんに測ってもらった血圧は上が140と非常に高い数値が出てしまった。その後、先生に測り直してもらったら120だったのだが、前回から一ヶ月ぶりの検診だった今日は何も良い報告がなかった。内診の結果も子宮口がまだ堅く閉まっているから、”どんどん歩いたり、掃除をしたり体を動かしなさい”とのアドバイスである。何だかこのままではいつまで経っても子供は産まれる気配はなく、腹の中で巨大化していきそうで怖くなってきた。困るのは私なのだ。残念だが、もう、どら焼きは止めなくてはならない。

前回のKUSUMI茶に引き続き、小包に詰めるものを探しに先日ボンマルシェの食品館に久しぶりに行ってきた。やはりココは高いけれど、シャレた土産を探すには本当に便利だ。沢山の有名メーカーが一箇所で買えるというのも良いし、他のスーパーでは見かけない様なフランスの地方のお菓子なんかがあるのも良い。いくつかお菓子を選んだ後、塩売り場へ。大分前にここで”ヒマラヤの塩”という岩塩を買い愛用しているのだが、そのまま使う他に、近所のバザールみたいな金物屋で1ユーロだか2ユーロだか、とにかく非常に安かったミルにも入れて使っていた。が、そのミルが安いせいもあり、またこの塩が大粒でかなり硬いせいもあるのか、塩を挽く部分がすっかり壊れてしまったのだ。そんな訳で、このヒマラヤの塩専用のミルを買ったら一体いくらするのかというのを見たかったのである。

Sel_2 塩は、まだかなり残っているので必要はないのだが、残念ながらミルだけでは売っていない。普通の塩のほか、色々なハーブが混ざった塩もあったが、大して料理のレパートリーのない私のこと、喜んで買ってみてもきっと使わずにダメにしてしまうだろうと、普通の塩を選ぶことに。確か16ユーロだったと思う。高いな!と思ったが、また安いミルを買っては壊して捨てて~ということが続くかと思えばこれくらいの投資は仕方なかろう。有名なプジョーのなんかを買えばもっとするはずだ。

このボンマルシェ・食品館は日本人にも人気で、行くと必ず日本人の観光客らしき人達がいる。とくにこの塩コーナーでも毎回真剣な顔をして塩を選ぶ日本人の人がいるので面白い。お土産には重いと思うけど。。。そういえば、支払いの際に夫のレストランチケット(会社から支給される加盟店で使える食券とでも言うのだろうか?)を使用しようとレジの人に聞いてみた。以前は、10ユーロ以上の買い物にチケット1枚が使用出来たのだが、今回聞いてみたら2枚使えるとのことだった。ここでは何を買っても高くて、10ユーロなんてあっという間に超えてしまうので、2枚も使えるのは大変有難い。とは言え、この食券も額面の半額は給料から天引きされているので、まったく無料という訳でもないのだが。

高級ミル(笑)は、今の所、固い塩に負けることもなく、さすが”それ用”のミルという感じだ。”毎日大活躍してます!”と言いたいところであるが、何と今まで無縁だった妊婦の宿敵”むくみ”が足に発生している。どうも今朝靴がキツいと思ったら、先生曰く”むくみ”だと言うのだ。気付かなかった~。ということは、塩分を控えなくてはならないということだ。高級ミルは調味料棚の奥深いところにしまうことにしよう。

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いちごちゃん。

Ichigo_2 昨日は、また発作の様に”ドラ焼き”が食べたくなり、以前に”もみじ饅頭”の横に陳列してあった”栗入りドラ焼き”をチラッと見かけた15区の陳氏兄弟(中国スーパー)まで行ってきた。食べ物のためならまだまだ遠出が出来るのだ。

遠出といっても以前は普通に往復徒歩で醤油だの瓶ものなどを買い、山越えをしていた片道20分程の距離なのだが、日に日に巨大化する腹のせいか、顔だけが前に進もうと必死なのだが、体はそれ程進んでいないという寂しい状況になってきており、最近ではちょっと近所に行くだけでもやたらと時間がかかってしまう。そして気をつけないとまるで相撲取りの様に腹部分をせり出して歩いてしまい、結局腰を痛めるという悪循環に陥ることにもなる。腹が重いのは辛いが、赤子が出てきたらさらに大変だということを考えると、こうして腹の中で時々動いて存在を知らせてくれるだけで十分ですよ!とつい思ってしまう。いやいや、いつかは出てきてくれなくては困るのだ。

先週の土曜、マイスーパーCASINOに買い物に行った際、もう長いこと待ちに待っていた仏国産イチゴを発見。いよいよ私の様な一般庶民にも甘くて美味しい仏産イチゴをスーパーで購入することが出来る季節が到来したのだ。というのも、隣国スペイン産のイチゴはかなり前から八百屋でもスーパーでも嫌というほど見かけていた。が、これがもう、見た目は”美味しそうな真っ赤なイチゴ”なのだが、食べるとまったく味がしないインチキものなのである。インチキなどと書くとスペインの農家に失礼かもしれないが、どうやったらこんなに味のないものを作ることが出来るのか不思議でならないくらいなのだ。値段は、日本やフランスのイチゴに比べたら、それは非常に買いやすいというか、気軽に買える値段なのだが、一度食べてみて”ゲッ”と思った私は、いくら安くてもスペイン産なら絶対に買わない。見た目で騙されてはいけないのだ。

みかんも同じである。見た目は美味げなのだが、これまた、まったく味がしないのだ。私の場合、みかんは、コルシカ島の葉っぱ付きのもの、もしくは、イスラエル、モロッコ産しか買わないことにしている。それでも非常に酸っぱかったり、変に柔らかい時もあるので、一度に大量買いはせず、3個くらい買ってみて美味しかったらまた買うという感じにしている。日本ではなかなか難しいが、こちらでは、1個からでも計って買えるというのが有難いところだ。まずい果物が1kgもあったら、いくら安くてもこれ程困ることはない。夫は、袋に入れて計るのを面倒臭がり、ネットやパックに入ったものをすぐ買おうとするのだが、”こんなに一度に買ってどうするの。まずかったら、あんたが全部食べるんだよ”と喧嘩になるのである。

Ichigo_1 この日、CASINOには、スペイン産イチゴとフランス産イチゴが隣同士に入り口の特売コーナーに並べられていた。こうしてみると、露骨に違いが判明するのが面白い。そういえば家の母は、ニンニクにこだわっており、一度凄く安いので買ったらと全然ダメだったいう中国産を非常に嫌い、ニンニクだけは、高くても国産じゃないとダメだ!というこだわりようである。娘の私がイチゴにこだわる(?)のも仕方ないのかもしれない。

スペイン産は、フランス産の倍の500gのパックで値段はフランス産の半額以下である。フランス産は確か2.90ユーロくらいだっただろうか、状態も良く、メロンの様に病人でもなきゃこんなもの食べちゃダメ!という程高くも無かったので、今年初めてだしと買ってみた。以前マルシェで見た時は、200gくらいの小箱で5ユーロ近かったので、”まだまだ(庶民が買うには)早いな”と諦めていたのだ。

大事に持って帰ってきたこのイチゴちゃんを勿体無いので2回に分けて食べたが、粒がしっかりしていて甘くて美味しかった。砂糖だのクリームだのは必要なく、イチゴ本来の味(笑)を楽しむことが出来たのだった。

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KUSUMIチョフ。

Kusumi1 Kusumi2 今日は、週末の天気の悪さが嘘のように良い天気で洗濯日和であった。洗濯日和とはいえ、部屋干ししか出来ないパリのこと、朝からずっと窓を開け放して何とか風を当てて乾かそうと必死である。そんな訳で今も窓は全開放なのだが、先ほどからごぼうを甘辛く煮付けた様な、とはいってもキンピラではない様な、何だか懐かしい煮物の良い匂いがフワ~っと下から漂ってきている。このアパートにも日本人のご夫婦が住んでおり、時々確かに”日本のカレー”の良い匂いが漂うことなどもあるのだが、まだ日本に一時帰国されているはずだ。この良い匂いは何だろうか。アパートの地上階には日本食のレストランがあるのだが、家と反対側の道路側なのでまさかここまで匂ってくることはなかろう。ごぼう食べたいな~。と思いながら、今日はクスミチョフの話。

Kusumi3 今では日本で買うことも出来てしまうようになり、面白みがなくなってしまったロシアのお茶屋である。前にも書いたと思うけど、パリなら結構どこでも買うことの出来るメジャーなお茶で、百貨店でもロシア食料品店でもモノプリでも路面店でも同じ値段である。先日DVDを送ってくれた友達に何が欲しいかを無理やり聞いたところ、”フレーバーティー”の依頼があったので、マリアージュフレールのものばかりでは能がないだろうと、久しぶりにKUSUMIを買うことにした。

Kusumi4 以前なら、6区の路面店(激狭だが新しくてお洒落)に行くか、近所のロシア食料品店で買っていたのだが、今回、久しぶりに読み直していた”パリで出会ったエスニック料理”という本に出ていた17区の方のアトリエ兼ブティックへ初めて行ってみることにした。というのも、この本が発行された2006年現在、125gの缶入りのお茶に限り海外で12ユーロで販売されるところ、このアトリエに行けば何と4ユーロで買う事が出来るという記事があったからである。ただ、もう3年以上も前の話なので、(17区の店自体はあることは確認していたが)それ程の割引はないかもしれないとやや諦めモードというか、当てにせずにとりあえず行ってみることにした。

Kusumi5 この日(土曜)は、朝から雨がしとしとと降ったり止んだり、しかも何だか肌寒く、しまいかけたブルゾンをまた出さなくてはならないという程のダメな天気であった。夫もついて来てくれるというので、折角だからと早めに家を出て、心のオアシス(笑)サンタンヌ通りにある十時屋の弁当を食べてから行くことにした。いつもと同じく夫は”とんかつ弁当”、私は”からあげ弁当”と油ものを食べ、久しぶりの日本の弁当を満喫したのだが、店を出ても相変わらずの小雨である。

17区のアトリエの最寄駅は、PEREIREという3番線沿いだったので、早速”9月4日”駅から乗り込むことに。メトロ3番線というのは個人的にめったに乗らない路線なので何だかもう旅気分だ。しかもPEREIREという駅の存在さえも知らなかったくらいである。下車後、10分も歩かずにアトリエへ到着。私の先を歩いていた夫は、75番地を早速見つけたのだが、”あ~、残念、SFR(携帯電話)のブティックになっちゃってるよ。”と早とちり状態である。良く見ればその手前にちゃんとクスミチョフのアトリエという看板が出てるじゃないか。これだから、例えば”ここに行って、xxとyyのお茶を買ってきて”などというお願いをしても、”行ったけど店がなかった”と簡単にミッションを終了してしまうような夫を全面的に信頼するというのは不可能なのだ。

入り口の一番奥に古ぼけた字体で書かれた看板が出ていたのだが、もしドアの脇に”開いてます。ドアを強く押してください”という紙が貼られていなかったら、”あ~閉まってるな。”と思ってしまいそうな寂れ具合(失礼)である。確かにドアの建付けが悪く、夫が力いっぱい押してやっと開くという状態であった。入り口すぐの廊下に例の125g缶が陳列されているのだが、人がいるのは隣の部屋らしいので、”店の人に挨拶もせずにコソコソとここで万引きでもしてるのでは?”などと思われても嫌なので(小心者。笑)、とりあえず隣にいる店の人に挨拶をする。天井の高いアーチストのアトリエという風情の建物で、ここには、レジがあったり、ティーパックの商品やマグカップが陳列されている。また、販売している全てのお茶の見本が小瓶に詰められており、香りを試すことが出来るようになっていた。奥には、本国で販売されていると思われるロシア語のみの表記のお茶のパッケージがお洒落にディスプレイされていた。その隣には、茶葉を計って缶に詰めたりする作業所という感じの部屋があるのだが、この日いたのは、金髪の親切なお姉さんのみであった。もしかしたらいつも一人で寂しく作業をしつつ、客が来たら販売員もしますという感じなのかもしれない。

肝心の値段は、125gの缶は、確か一律10ユーロという価格がついていた様に思う。何しろ沢山の種類があるので、私は自分が買おうと思っていたものしか見ておらず、もしかしたら、もう少し高いものもあったのかもしれない。例えば私が買ったPRINCE VLADIMIRは、店で買うと11.60ユーロのところが10ユーロ、LAPSANGは、10.60ユーロのところ10ユーロという具合である。まぁ、これも交通費を払うことを考えたら”死ぬほどお得”という訳でもない。私は、毎日必ず紅茶を飲む!というわけでもないので大きなサイズは風味が飛んでしまうのでは?と敢えて買わないのだが、一つ上のサイズ250gを買えばもう少しお得なのかもしれない。しかし、2006年の情報が本当だったのなら、時代も変わったものである。というかその間にどんどんKUSUMIが有名になってしまったせいもあるのかもしれない。

*KUSUMI TEA / 75 Avenue Niel 75017 Paris / 01 42 27 91 46

56, Rue de Seine 75006 Paris / 01 46 34 29 06

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タルト。

Tarte_2 Tarte

何だか今週は天気がさえないし、ついダラダラしがちな週であった。一昨日、一歩も外に出ず終いだったので”これはまずい”と昨日仕方なく近所をグルグル廻ってみたが、思ったより寒くて、薄着で外に出たことを後悔したくらいであった。何だか小雨が降ったり、湿気が多かったり、変な天気だ。こんな時は、家でまったりとDVD三昧に限る(笑)ではないか。送ってもらったDVDをすぐにでも全部見たいというほどの勢いなのだが、何とか一生懸命”いやいや、一日一話以内にとどめよう”と必死である。やっぱオモロいわ、渡鬼。

今日は、先日友達と行ってきた(また!)サロン・ド・テの話。前回のローズ・ベーカリーにすっかり気を良くし、今回は、友達が日本人友からお勧めされたという日仏カップルが経営するオサレな茶店へ。場所も6区のcherche midi通りとこれまたオサレ。どこかに行く前には必ず事前に学習する私が得た情報によると、パティシエの日本人の奥さんが作るタルトが有名、旦那さんは、茶店のそばでアンティークの店をやっているとのことである。何てお洒落なカップルなんだ。6区に店を構え、自分の作るお菓子でお客様をもてなし、旦那は、好きなアンティークを売って暮してるなんて素敵過ぎる。

”あ~、給料日までまだ2週間以上あるのに、もうお金があんまり残ってないな~、今月。どうしよ~”なんてことをソファーに寝そべりながら考えるダラ嫁がいるような我が家とは大違いではないか。”人のことを羨んだりしても何の意味もないし、自分が惨めになるだけ。あんたの悪い癖だよ。”とは、母に良く注意されることである。が、”世の中、こうして成功している人もいるんだよな~。何で私はヘボい人生を送ってるのかな~。”と何の努力もせずに相変わらず単純に人を羨んでしまう私である。だめだな、こんなことじゃ。

お店は、木がメインというかとても可愛らしい作りで、なごむね~という感じであった。たまたま入店した時には店員がいなくて奥から日本人の奥さんが出てきて案内してくれたのだが、とても感じが良くってホッとしたのであった。何故だか知らないが、こういう”日仏のカップルがやってますなんていう店”だと、日本人の奥さんがやたらと攻撃的だったり、日本人の客を見るとわざと話さないなんてこともよくあることで、いまさら驚きもしないのだが、この方は凄く低姿勢で親切で、というか良く考えたら別に普通のことなんだけど、何だか新鮮な驚きだったのだ。旦那さんらしき人が注文をとってくれたのだが、これまた穏やかそうな、気の弱そうな(失礼)、文学者的な風貌の人だった。家の旦那とは大違いだ。と、また比べてしまう。

タルトは腹にもたれるかとシュークリームを注文したら、”今日はない”と寂しそうにその旦那さんが言うではないか。つい”え~!”と言ってしまったらさらに恐縮しており、何だか草食動物を攻撃しているライオンの様な気分に一瞬陥ったのであった。それで”今日のタルト”の中からアプリコットとレモンのタルトを友達はさくらんぼとピスタチオのタルトを選んだ。他にも3,4種類あったかと思う。さすがタルトが美味いというだけあって、選択肢も沢山だ。運ばれてきたタルトは、一切れ5ユーロもするだけあり、かなり大きく、タルトの中身(っていうのか?)もモリモリと詰まっていてとても美味しかった。お茶もかなりの種類があり、袋売りもしているので気に入ったお茶があれば買えるよという風であった。ゆったりとした時を満喫し、帰りに折角だからと旦那さんがやっているというアンティークショップも覗いてみた。やはりさっき店で旦那さんだろうと思ったフランス人の人が店番をしており、いかにも日本人が好みそうな清潔なものがギュウギュウではなく少しづつ、お洒落に陳列しているという感じで非常に可愛らしい店であった。

そういえば先日義姉が久しぶりに我が家に来ると言うので、これまた久しぶりにお菓子を作らなくてはということになった。最近家に人を呼ぶこともめったになくなったので、お菓子などを作る機会もめっきりなくなり、もともとお菓子作りなど得意でもないのに、長いブランクがあるとさらに腕も落ちるとビクビクものである。迷った挙句、前にovni(在仏日本人向け新聞)にレシピが載っていた”アホでも出来る”、いやこんな露骨な書き方ではなかったと思うが、要は”とても簡単だ”というレモンタルトを作ることにした。

確かに何も難しいこともなく、面倒な”焼き”の作業も15分ほどオーブンに入れるだけという簡単さであったのだが、何しろ久しぶりのお菓子づくり、念には念を入れて丁寧に作業を進めていた。オーブンに入れ、最後の”焼きあがる直前に好みでスライスしたレモンを飾っても良い”という作業中にアクシデント発生!温度を下げたくないと、オーブンから型を少し引き出した状態でスライスしたレモンを飾ろうとしたのだが、なかなか上手に飾れない。イライラして、”これは、一旦型をオーブンから出さないとダメだな”と思った瞬間に手で型を下に押してしまったのか何と型を床に落としかけてしまったのだ。案の定まだしっかり固まっていないタルトの中身(ほとんどが卵)がボトボトと床の絨毯の上に垂れ、オーブンは熱いし、液は垂れ続けるしで恐ろしいことになってしまったのだ。

運良く中身を半分ほどこぼしただけで、火傷をすることもなかったのだが、”アホでも出来るというレモンタルトまでまともに作ることも出来なくなったのか、私。。。”とかなりヘコんでしまった。その後、中身は減ったが一応タルトの原型はとどめていたので、何事もなかったかのように義姉夫婦にふるまってみた。”甘すぎず、酸っぱ過ぎずで美味しい。”と言うお世辞かもしれない言葉に喜びつつ、まだベトベトする絨毯を踏みしめて複雑な気分を味わったのであった。

*MAMIE GATEAU / 66, Rue du Cherche-Midi 75006 Paris / 01 42 22 32 15

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とり。

Poulet_1 先週の週末、またしても夫の実家に行ってきた。というのも、夫が”赤子が退院する時に着るオサレな洋服をトロワのアウトレットに買いに行きたい~!”とほざきだしたからである。洋服や下着は、有難いことに義姉からダンボール2箱ももらったので、ほとんど買う必要は無い予定なのだが、”退院時の正装くらいは、将来の親となる我々が買ってあげたいじゃないか”というので、仕方なく行くことになった。子供が産まれる日が近づくにつれ、急に夫の実家に頻繁に入りびたるというのは、私的には”親にタカるダメな子”という感じで、まるで私の弟を思い出させらる様でちょっと嫌な感じだ。

Poulet_2トロワの話は、(覚えてたら)また別に書こうかと思っているのだが、今日は、夫の実家で食べたものについて一つ。隣だか隣の隣の村だかに、食用に飼育している家禽類を直接販売している大きな農家がある。毎回通る度に気にはなっていたのだが、特に何か買うこともなかった。ところが、義母が何かのきっかけで村の人から”ここの肉は美味い”とでも聞いたのか、”私が買う時に一緒に買う?”とでも誘われたのか、とにかく鶏一匹を購入したとのことだった。

Poulet_3 そしてそれよりも前に、よく誰かの家なんかで人を呼んだりして、お茶を飲みながら下着や鍋なんかを販売するシステム(何て言うのだろうか、日本でもあるよね、こういうの。母が前に義理で仕方なく参加してフライパンを買っていたのを思い出した!)で、義母がココット鍋を購入したのでそれを試したいというのもあったらしい。このココット鍋、”そんな鍋買うくらいなら、私だったら違うもの買うけどね。”というくらいの高級なものらしいが、鍋内側に特殊加工が施されており、バターや油を入れなくても一切焦げ付くことはなく、しかも野菜はしっとりと、肉はパリッと仕上がると言う夢のような鍋だというのだ。

義母は、義姉の家族(夫婦+子供3人)に私たち(いずれ3人)がクリスマスなんかで一度に集合した場合、今もっている鍋じゃとっても小さすぎてダメだ!ということをしきりと言っており、今回のココット購入も大人数向けの料理に備えての出費だったらしい。とはいえ、私の心の中では”義姉の家族とバッティングなんかしたら、家も大して大きいわけでもないし、色々迷惑だろうから絶対同じ時期に行くことはないだろう”と考えているのだけど。浮かれポンチになっている義母をよそに、それを口に出せばただの”意地悪な嫁”になってしまうので、心の中に収めておくのである。

放し飼いで、のびのびと(多分)育った鶏は、何と2600gもあるという。先日行ったエコグラフィー医のところで言われた赤子の推定体重が2300gで、”随分デカくなったもんだ”と思ったのだが、それよりさらにデカいということではないか。実際に見てみると凄い迫力だ。そして持ってみればかなり重い。家が時々カルフールで買う、”鶏の丸焼き・6.90ユーロ”とは大違いの値段&重さである。ココットには油も何も入れずに軽く塩コショウとハーブを振った鶏を入れ、蓋をしてオーブンで1時間弱で皮がパリッとした美味そうな鶏の丸焼きが完成である。以前オーブンでそのまま鶏を焼いてもらった時は、家中が煙まみれになり、義母はオーブンの掃除に一時間以上時間を費やしたらしいが、今回は綺麗なもんだ。煙も出ず、後片付けは鍋を洗うだけでokである。

どこの家族でもそうだろうが、鶏肉は男性が切り分けることになっているので、義父がサービスしてくれたのだが、いつも取り合いになるササミの部分が、片側だけで私のビーチサンダルくらいの大きさで、全て食べたら食べすぎ!という程のボリュームであった。やっぱり肉も弾力があり、鶏の味が凄くするので本当に美味しかった。残りは勿論お土産に頂き、2回に分けて食べたのだった。

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